第15回人間文化研究情報資源共有化研究会「人文系研究データの生成と管理ー「可逆性」の実現のために」(2020年1月25日(土)、日比谷図書文化館 スタジオプラス(小ホール))※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://www.nihu.jp/ja/publication/source_rd
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※申し込みは上記公式サイトをご確認ください。
日 時 2020年1月25日(土)10:10~11:45
会 場 日比谷図書文化館 スタジオプラス(小ホール)
参加料無料、事前申込み受付中
趣旨:
研究不正防止を主目的としたガイドラインにより、研究者は研究ノート等の研究データを作成して適切に保管・開示すること、研究機関はそれを研究者にさせることが求められています。しかし、これからは不正を防ぐために保管するだけでなく、研究データを公開・共有して新たな研究資源とすることで、次の研究を生み出すことが期待されています。ただ、人文系の研究の中には、きわめて限られた研究者だけが閲覧を許される写本や、保管自体が難しい音声を一次資料とするものなどがあります。そうした研究では、論文から一次資料に戻ることができる「可逆性」の実現が容易ではないことが考えられます。人文系研究データ生成の際の問題点とはどのようなもので、どのように解決されるべきか、研究データによる「可逆性」の実現をテーマに議論します。
〇 プログラム
10:00 開場
10:10 あいさつ・趣旨説明 大内英範(人間文化研究機構)
10:15 「人文系研究データのライフサイクルを考える」天野絵里子氏(京都大学学術研究支援室)
10:35 「日本古典文学研究における「可逆性」とは」佐々木孝浩氏(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫)
10:55 「話し言葉調査の「可逆性」」高田智和氏(国立国語研究所)
11:15 パネルディスカッション「人文系研究データの生成と管理」
司会・関野樹(国際日本文化研究センター教授)
11:45 閉会あいさつ 永村眞(人間文化研究機構)