第5回源氏絵データベース研究会(2019年12月15日(日)、立教大学 太刀川記念館3階カンファレンスルーム)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
http://blog.livedoor.jp/mariko1961/archives/52274218.html

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立教大学日本学研究所・源氏絵データベース科研主催
立教大学文学部文学科日本文学専修・立教大学大学院文学研究科日本文学専攻・立教大学日本文学会共催

第5回源氏絵データベース研究会
シンポジウム「室町時代源氏絵研究の最前線」

 1989年に個人蔵の「扇面画帖」(現在、九州国立博物館蔵)、1993年にハーバード大学美術館の土佐光信筆「源氏物語画帖」が発見されて以来、毛利博物館の「源氏物語絵巻」など、室町時代の源氏絵の発見・紹介が相次ぎ、研究が活性化しています。
 本シンポジウムでは、九州国立博物館にて「扇面画帖」の修理に当たられた鷲頭桂氏、「扇面画帖」を紹介された片桐弥生氏、毛利博物館の「源氏物語絵巻」を紹介された龍澤彩氏、室町時代土佐派研究の第一人者である髙岸輝氏をお招きして、室町時代の源氏絵研究の成果をご発表いただくとともに、今後の展望を語っていただきます。


日 時:2019年12月15日(日)13:30~18:00
場 所:立教大学 太刀川記念館3階カンファレンスルーム


13:30~13:35 開会の辞:井野葉子(立教大学)

13:35~13:50 趣旨説明:稲本万里子(恵泉女学園大学)

第1部
13:50~14:30 発表1
発表者:鷲頭 桂(東京国立博物館)
題 目:集められた扇絵―九州国立博物館所蔵「扇面画帖」の修理報告

14:30~15:10 発表2
発表者:片桐弥生(静岡文化芸術大学)
題 目:九州国立博物館蔵「扇面画帖」中の源氏絵扇面について―制作年代と筆者の問題を中心に―

15:10~15:20 休憩

15:20~16:00 発表3
発表者:龍澤 彩(金城学院大学)
題 目:毛利博物館所蔵「源氏物語絵巻」から見る室町時代源氏絵

16:00~16:40 発表4
発表者:髙岸 輝(東京大学)
題 目:ハーバード大学美術館所蔵「源氏物語画帖」にみる土佐光信の構図と空間表現

16:40~17:00 休憩、壇上レイアウト変更

第2部
17:00~18:00 パネルディスカッション
題 目:室町時代源氏絵研究の最前線
パネラー:片桐弥生、髙岸輝、龍澤彩、鷲頭桂
ディスカッサント:稲本万里子、青木慎一(立教大学)
司 会:井野葉子