学習院大学 身体表象文化学専攻 講演会「新宿、渋谷、青山、下北沢 ―街の変遷から見る'80年代小劇場演劇史」(2019年11月27日(水)、学習院大学西5号館地下B1教室)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/cult/conferences/index.html#20191127

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1964年のオリンピックを境に劇的に変貌した東京。失われた風景もあれば新たに生まれたスポットもありました。前の東京オリンピックからおよそ50年を経た東京では、時代の波とともに街や人、場所にかかわる様々なレジェンドが生まれ、語り継がれてきました。
中でも'60年代にカルチャーシーンを席巻したアングラ演劇を皮切りに花開いた日本の小劇場文化。そうした小劇場を支える街に目を向けても、'60年代の政治色濃密な新宿、'70年代から'80年代にかけて企業文化とサブカルチャーの発信拠点となった渋谷、そして今もって個性的な劇場群がひしめく下北沢、ファッションと絡んで独特なポジションを持った青山などが新たな街の物語を紡ぎ出してきました。演劇と街の密な関係、またその街ならではのドラマトゥルギー、作り手や演じ手、観客たちが醸すさまざまなレジェンドとロマン――。
今回は'80年代を舞台とした小劇場カルチャーにフォーカスして、その渦中にあって創造活動を行った演劇人の証言や挿話と共に、ダイナミックに変化してきた時代の表情を伝えたいと思います。

 日時:2019年11月27日(水)15:00~16:30
 会場:西5号館地下B1教室

参加無料・予約不要

 講師:高泉淳子(俳優、劇作家、演出家)
    篠井英介(俳優)
 司会:立石和浩(東京芸術劇場 プロデューサー)