慶應義塾図書館 第350回企画展示「茜さすモダン東京:明治浮世絵コレクション」(2019年10月21日(月)~11月16日(土))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.mita.lib.keio.ac.jp/exhibition/monthly_2.html

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【浮世絵というと、江戸時代だけのものと思っていませんか?
 実は明治期にも浮世絵は描き続けられ、作品は今も数多く現存しています。江戸幕府が斃れて明治時代が始まると、一挙に文明開化で西洋風の生活に変わったようにも感じますが、明治の初め頃は 地方の庶民の生活はほぼ江戸時代そのまま。裏腹に都市部では「散切り頭を叩いてみれば
文明開化の音がする」ように、次々と西洋文明が取り入れられ、明治浮世絵では花見や芸者をはじめとする江戸風物と、鉄道やガス灯などの西洋文物が混沌と混ざり合っています。
 三田メディアセンターには浮世絵の大きなコレクションが2つあります。1つ目は慶應義塾の塾長代理を務めた経済学者・高橋誠一郎の蒐集による江戸時代を中心とした浮世絵約 1500 点です。そしてもう1つが今回とりあげるボン浮世絵コレクション。図書館学科の元教員ジョージ・ボンが蒐集した明治期の浮世絵約860点です。北斎や広重など藍色が美しい高橋コレクションと反対に、ボン浮世絵のキーワードは「赤」。植物や鉱物の顔料では高価で使いづらかった赤や紫が、外国から安く輸入された化学染料(アニリン染料)の流行により、どぎついまでの鮮烈な色彩で実現されたのです。

--江戸浮世絵のジャパンブルーと相対する明治浮世絵の赤。
ちょんまげやドレス、魚河岸と馬車の上に広がる赤い空という明治浮世絵ならではの脈動するエネルギーを体感してください。】

会期:
2019年10月21日(月)~11月16日(土)

展示場所・開室時間:
慶應義塾図書館(三田・新館)1階展示室
 ※どなたでも見学可能です(入場無料)
開室時間: 平日:9:00-18:20 土曜:9:00-16:50
 ※休室日:日・祝日・図書館の休館日


主な展示資料:
ボン浮世絵コレクションより
・「東京名所之内 新橋ステイション蒸気車鉄道図」[201X@96]
・「横浜名所之内 波止場入船」[201X@131]
・「東京名所三十六戯撰」[201X@561]
・「よし原十二ヵ月」[201X@214] より「神無月」
・「東京浅草寺並ニ公園地陵雲閣ノ高塔其他近傍吾妻橋遠景之真図」[201X@56]
その他、東京日日新聞、おもちゃ絵、英語図解などを出品します。


主催:
慶應義塾大学三田メディアセンター展示委員会