国文学研究資料館 第43回国際日本文学研究集会【ライブ配信あり】(令和元年(2019年)11月16日(土)~11月17日(日)、国文学研究資料館2階大会議室)
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●公式サイトはこちら
https://www.nijl.ac.jp/activity/International/conference/post_23.html
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日時:令和元年11月16日(土)~11月17日(日)
主催・会場:国文学研究資料館(東京都立川市緑町 10-3)
参 加 費:無料・当日受付
総合司会
齋藤 真麻理(国文学研究資料館教授)
開会挨拶
ロバート キャンベル(国文学研究資料館長)
令和元年11月16日(土)
【第1セッション】 司会 ノット ジェフリー(国文学研究資料館助教)
研究発表
[1] 死を描く場面における「情動性」と「感情の共同体」:夕顔と紫の上を中心に
KOMOVA Ekaterina(早稲田大学文学学術院訪問学者/コロンビア大学博士課程)
[2] 物語文学における「あざやか」な人物たち―『源氏物語』を中心に―
馬 如慧(早稲田大学文学学術院リサーチフェロー/北京外国語大学日本学研究センター博士後期課程)
[3] 平安朝文人における過去と現在の意識 漢詩集序をテクスト遺産言説の一例として
GERLINI Edoardo(早稲田大学文学学術院訪問学者/ヴェネツィア・カフォスカリ大学研究員)
【ショートセッション】 司会 ダヴァン ディディエ(国文学研究資料館准教授)
1ベトナム語の漢文訓読研究をどのように進展させるのか
NGUYEN THI THU Huyen(富山大学大学院修士課程)
2ジェンダーと歴史の語り方―平安・中世における和文の問題点―
MC NELLY Kimberly(早稲田大学文学学術院リサーチフェロー/UCLA大学院博士後期課程)
3アメリカにおける川端康成『山の音』の翻訳と受容
早川 友実子(早稲田大学大学院博士後期課程)
4桐野夏生作品をめぐる国際的な視座とその可能性
駒居 幸(筑波大学人文社会系特任研究員)
5漱石の『趣味の遺伝』の実験工房について
TADDEI Marco(ベルガモ大学外国語外国文化学部日本語科日本語日本文学研究者)
【第2セッション】 司会 河野 貴美子(早稲田大学文学学術院教授)
研究発表
[4] 室町時代の能の構造解析―その積層性と多様性を中心にして―
BUGNE Magali(早稲田大学所属日本学術振興会外国人特別研究員PD/日仏会館・フランス国立日本研究所(UMIFRE19フランス外務省・国立科学研究センター) 連携研究員)
[5] 大蔵虎明『わらんべ草』の『伊曽保物語』受容
李 澤珍(東京大学大学院博士課程)
令和元年11月17日(日)
総合司会 海野 圭介(国文学研究資料館教授)
【第3セッション】 司会 ビュールク トーヴェ ヨハンナ(埼玉大学人文社会科学研究科准教授)
研究発表
[6] 連歌百韻の注釈・翻訳への提言―「切れ」と「付け」をどう表すか―
生田 慶穂(お茶の水女子大学リサーチフェロー)
[7] 『妓者呼子鳥』の後続作品受容
PALLONE Cristian(ベルガモ大学外国語外国文学外国文化学科博士研究員)
[8] 近世日本の唐話学と訳学―「訳社」を中心に―
袁 葉(大阪大学特任研究員/コロンビア大学博士課程)
[9] 近世地方寺院における住僧の修学と法流の展開―覚城院蔵聖教を例にして―
柏原 康人(大阪大谷大学 非常勤講師/園田学園女子大学社会連携推進センター学術研究員)
【ポスターセッション】 令和元年 11 月 17 日(日) 12:10~14 :00
※ 11 月 16 日(土)13:00 から 11 月 17 日(日)15:00 まで掲示しています。
・横溝正史『執念』の考察―影響受容関係から独自のテーマへ―
PARK Yeongseon(二松学舎大学大学院博士後期課程)
・浪人のテキスト:忠臣蔵、クロスメディア化と江戸時代のファンサービス文化
FOLEY Alicia(神戸女学院大学留学生・研究者/ウィスコンシン大学マディソン校大学院博士課程)
・軍記物語における「人間」の語の用例について
楊 琴(奈良女子大学大学院博士後期課程)
・坂口安吾「Piérre Philosophale」考―神秘性と〈分身〉―
藤田 絵理香(埼玉大学大学院博士後期課程)
【特別講演】
『松蔭日記』とその読者
ゲイ ローリー(早稲田大学法学学術院教授)
質疑応答
講評及び閉会挨拶
坂本 信道(国文学研究資料館国際連携委員長/京都女子大学文学部教授)