《中央大学国文学会主催公演》八王子の民衆芸能「薩摩派説経節」を聴く(2019年10月9日(水) 、中央大学多摩キャンパス 3号館 5階 3551教室)

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公演会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/letters/major/jpn_lit/event/2019/09/45602/

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日程
2019年10月9日(水) 15:10~

場所
多摩キャンパス 3号館 5階 3551教室

講師
講義: よこやま光子氏 (説経節の会 研究部長)

実演: 十一代目 薩摩津賀太夫(語り)

    薩摩花太夫(三味線)

内容
薩摩派説経節を聴く ~江戸に生まれ八王子に伝わった民衆芸能~

(中央大学国文学会主催公演)


江戸時代後期に初代薩摩若太夫の始めた説経祭文(説経浄瑠璃)は、五代目の頃には、江戸市中から周辺部へと伝播、明治にかけて八王子にも伝わった。八王子では、写し絵(影絵)や車人形芝居の地語りは説経節でなされ、旦那衆や市井の人々が自ら語るなど庶民の間で大いに親しまれた。昭和38年には八王子在の十代目薩摩若太夫が誕生、昭和61年には「説経節の会」が設立され、市民が参加して芸の継承や研究を行っている。平成5年、東京都指定無形文化財(芸能)「説経浄瑠璃」認定。

今回の公演では、江戸からの伝播に関する講義の後、継承している「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」を実演して、八王子に伝わる薩摩派説経節への理解を深めたい。

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 参加費・事前申込は不要です。学外の方のご参加も歓迎致します。

 お誘い合わせの上ご来場ください。

 終演後には、懇親会を予定しています。