古代文学会・シンポジウム「テキストに書かれた歌―複数のコンテクストが出会う場所―」(2019年7月6日(土)13:00-18:00、共立女子大学神田一ツ橋キャンパス 本館1010教室)

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研究会情報です。

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http://kodaibungakukai.org/

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【古代文学会ではこの数年、「ヴァリアントの古代」を始めとした幾つかのテーマを通して、テキストを自己完結した世界としてとらえるのではなく、様々なコンテクストを抱えるものとしてとらえ直すことを試みてきた。この議論をより焦点化させるため、今年度は複数のコンテクストの結節点である歌をとりあげ、テキストが抱えるコンテクストの複層性をとらえたい。歌は、歌集における題詞・左注、歌本文の歌語、歌が置かれた散文など、複数のコンテクストが出会う場所としてある。
そのような歌という対象をとりあげることで、複数のコンテクストを抱えたテキストがいかにとらえられるのかを考えていきたい。】

*日時*:2019年7月6日(土)13:00-18:00

*場所*:共立女子大学神田一ツ橋キャンパス 本館1010教室

*パネリスト・題目*:

品田悦一 氏「万葉集に書き込まれた長屋王事件の痕跡」

鈴木宏子 氏「『土佐日記』を読む――亡児哀傷と都へ帰る女――」

松田浩 氏「「斉明紀」建王挽歌考―歌のコンテクストと歴史叙述のコンテクスト―」