宮野公樹『学問からの手紙 時代に流されない思考』(小学館)

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宮野公樹氏よりいただきました。

9784093886727.jpg

定価本体1400円+税
発売日2019/3/1
判型/頁4-6/224頁
ISBN9784093886727

版元公式サイト
https://www.shogakukan.co.jp/books/09388672

参考
全分野結集型シンポジウム「学問の世界 The academic world」参加報告○藤巻和宏(近畿大学)
https://bungaku-report.com/blog/2018/04/-the-academic-world.html

【人気教授が伝える「時代に流されない思考」

受験勉強中のみなさん、もしくは学び直しを考えているみなさん。
疑問や不満を解消するヒントがきっとこの本にあります!
例えば、大学生活で手に入れられるいちばん大切なものとは。
例えば、就職するために、なぜ学術研究の訓練を受ける必要があるのか。

著者は言います。

学問は「社会で働くため」というより「よく生きるため」、
あるいは同意で「よく死ぬため」に必要であり、(中略)
迷うことを正面から受けとめることができ、
その迷いのありのままを抱きながら生きていくために、
人には学問が(あるいは学問精神が)どうしても必要なのです、 と。

内容を紹介していきます。
著者自身は京大エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラムでも講義を持ち、
大学内にとどまらない発信を続け、メディアの注目を集めています。
「学問」の神様から、読者のみなさまへ手紙が届いたら、
こんな内容になるに違いない!!という内容です。
読み返すたびに、新しい気づきが得られます!】

【目次】
問いに学ぶ

第1章 大学で学ぶということ

第2章 学問の役割
勉強と学問の違い
就職するのに学問って必要?
興味・関心と課題解決
大学でできること
「基礎研究」を問い直す
「研究者の自由な発想や好奇心に基づく研究」と「趣味」との違い
未だ「異分野融合」を叫ぶ現状を嘆く
専門家、研究者コミュニティーの要不要論

第3章 学者として生きる

おわりに