第70回 正倉院展(平成30年10月27日(土)から11月12日(月)、奈良国立博物館)

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展示会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2018toku/shosoin/2018shosoin_index.html

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会 期 平成30年10月27日(土)~11月12日(月) 全17日
会 場 奈良国立博物館 東新館・西新館
休館日 会期中無休
開館時間 午前9時~午後6時
※金曜日、土曜日、日曜日、祝日(10月27日・28日、11月2日・3日・4日・9日・10日・11日)は午後8時まで
※入館は閉館の30分前まで

【秋の奈良の風物詩ともいわれる正倉院展は、今年70回の節目を迎えます。今年は北倉(ほくそう)10件、中倉(ちゅうそう)16件、南倉(なんそう)27件、聖語蔵(しょうごぞう)3件の、合わせて56件の宝物が出陳されます。そのうちの10件は初出陳を含みます。
 今年は聖武天皇ゆかりの平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)をはじめ、沈香木画箱(じんこうもくがのはこ)、玳瑁螺鈿八角箱(たいまいらでんはっかくのはこ)、犀角如意(さいかくのにょい)など、珍貴な素材を惜しげもなく使い、技術の粋を尽くした華麗な工芸品が目を楽しませてくれることでしょう。
 一方、今も身近な素材である麻は、古来様々な用途に用いられ、麻布は税として地方から都に納められました。今年は平成25年度から27年度にかけ、宮内庁正倉院事務所によって行われた特別調査を踏まえ、麻を用いた様々な宝物が出陳されます。麻と人間の織りなす文化史に思いを馳(は)せてみてください。
 この他、正倉院宝物と同時代に、朝鮮半島に栄えた王国・新羅(しらぎ)に関わる宝物も多数出陳されます。唐との交流だけではない、奈良時代の多様な国際関係に、目を向けていただく機会となれば幸いです。
 近年の様々な成果を反映した平成最後の正倉院展を、宝物を伝えた奈良の地でお楽しみください。】