堀田善衞を読む会第55回例会(2025年7月26日(土)午後1時半~4時、金沢市女性センター)

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研究会情報です。

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http://blog.livedoor.jp/kaguragawa-hotta/archives/1084728822.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


〔テーマ ] 『若き日の詩人たちの肖像』における折口信夫と「赤鬼君」
       報告:由谷裕哉 さん


 **『若き日の詩人たちの肖像』書誌
   初出: 『文芸』1966年1月号から1968年5月号まで、
       28回にわたって連載された。(1967年7月号は休載)
   単行本: 1968年9月、新潮社より刊行
   全集: 第一期 第9巻  第二期 第7巻 
   文庫: 集英社文庫 上・下(1977年10月 第1刷 /現行)
 
 *[報告者から]
『若き日の詩人たちの肖像』には、少なからぬ人文系の学者や知識人が実名で言及されます。保田与重郎、柳田國男、小林秀雄、紀平正美、三木清などですが、その中で折口信夫は他の人と少し異なっています。
同作で折口が触れられる箇所のほとんどで、彼と「赤鬼君」との交流が問題とされているからです。とくに「赤鬼君」が折口先生に、竹取物語や陰陽道のことを教えてもらっている、といった語り口になっています。
本発表では、このような同作における折口信夫と「赤鬼君」について考察します。


  ★と き:2025年7月26日(土) 午後1時半~4時

  ☆ところ:金沢市女性センター (金沢市三社町1-44)