第34回柿衞賞 受賞者 記念講演(古川諒太氏)(2025年6月15日(日)13時30分~16時20分終了予定、市立伊丹ミュージアム1階 講座室)

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講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.kakimori.jp/2025/04/post_298.php
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

第34回柿衞賞は古川諒太さんに決定!
45歳未満の新進の俳文学研究者に贈る「柿衞賞」の第34回受賞者に、古川諒太氏(東京都在住)が選ばれました。

第34回柿衞賞選考委員会において、古川さんの①『近世中期における江戸歌舞伎と俳諧の交流ー『古今役者四季発句合』をめぐってー』(「連歌俳諧研究」第146号、2024年3月15日発行)、②『歌舞伎と絵入り俳書ー『役者手鑑』『役者発句占』をめぐってー』(「連歌俳諧研究」第147号、2024年9月15日発行)、③『太申の出資活動とその意義』(「歌舞伎 研究と批評69」、2024年10月15日発行)の3点のご論稿に授与することが決定しました。
3論とも歌舞伎と俳諧との交流をテーマとして、先行研究を凌駕する具体性を以て論じることで、その多様性と多元性を浮かびあがらせ、俳諧研究に止まらず、江戸文化全体の特質を展望しうる視座を提供しえた点で高く評価されました。
なお、柿衞文庫の創設者・岡田柿衞翁を偲んで開催する「柿衞忌」では、古川さんの表彰ならびに受賞記念講演とともに、特別展「旅する芭蕉ー野ざらしを心に風のしむ身かな」(6月13日(金)開幕)の関連講座を開催します。
皆様お誘いあわせのうえ、是非ご聴講ください。

日 時  2025年6月15日(日)13時30分~16時20分終了予定
場 所  市立伊丹ミュージアム1階 講座室(伊丹市宮ノ前2-5-20)
聴講料  一般2,000円、柿衞文庫友の会1,500円、大高生500円
      ※いずれも当日展覧会観覧券付き
定 員  60名(要申込、先着順)

主な内容
黙祷-柿衞翁をしのぶ

第34回柿衞賞の発表ならびに表彰式

選考委員 代表講演 熊本県立大学副学長・文学部教授 鈴木 元 氏

受賞者 記念講演 東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本語日本文学講座 助教 古川諒太 氏

特別展関連講座「芭蕉の旅と紀行文」 和洋女子大学教授 佐藤勝明 氏