戦後日本の労働者像:歴史・経営・文化(12月23日(月)13:00-17:30、早稲田大学国際会議場第2会議室)※対面のみ・申込不要

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戦後日本の労働者像:歴史・経営・文化
Portraits of Japanese Laborers in the Postwar Era: Insights from History, Management, and Culture.

12月23日(月) 13:00-17:30 対面のみ
早稲田大学 国際会議場 第2会議室

◆登壇者:
基調講演 アンドルー・ゴードン(ハーバード大学)
研究発表 清水剛(東京大学)・榎一江(法政大学)・坪井秀人(早稲田大学)
司会 鈴木貴宇(早稲田大学)
問い合わせ先:鈴木貴宇 stakane@waseda.jp

◆概要
敗戦による民主化を経て身分制度の撤廃が職場内で行なわれた結果、誰しもが「サラリーマン」となり得ることで、会社組織との一体化と「日本人男性」というアイデンティティ、私的領域に属する「家(マイホーム)」 の獲得までもが「平均的な暮らし」として、長らく戦後日本社会では期待されることになった。そのとき切り捨てられることになった労働のかたちはどのように不可視化されることになったのか。この問いを明らかにするため、本研究は占領期の民主化政策にてなされた労働改革の時期を起点に、高度経済成長期までの労働者像の変遷を文化史、経済史、経営史の領域から総合的に考察を行うものである。

◆基調講演
アンドルー・ゴードン(ハーバード大学歴史学部 教授/東京カレッジ客員教授)
Andrew Gordon
講演タイトル:Rethinking the History of Postwar Japanese Labor 戦後日本労働史の再検討(通訳あり)

◆研究発表者
榎一江(法政大学大原社会問題研究所 教授)Enoki Kazue
講演タイトル:働く女性の歴史をめぐって

清水剛(東京大学大学院総合文化研究科 教授)Shimizu Takeshi
講演タイトル:「サラリーマン」像と「主婦」像の変容―会社との関係を中心に

坪井秀人(早稲田大学文学学術院 教授)Tsuboi Hideto
講演タイトル:労働者が書くこと──1950年代サークル文学論のために

司会/通訳 鈴木貴宇(早稲田大学文学学術院 教授)Suzuki Takane

◆タイムスケジュール
12:30 開場
13:00-13:05 趣旨説明 鈴木貴宇
13:05-14:05 基調講演 アンドルー・ゴードン (英語・通訳あり)
休憩(10分)
14:15-15:00 榎一江
15:00-15:45 清水剛
15:45-16:30 坪井秀人
休憩(15分)
16:45-17:15 ディスカッション・質疑応答

科研費(基盤C)「戦後日本における労働者像の生成と文化に関する総合的研究:サラリーマンの社会文化史」研究成果公開発表

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