対照言語行動学研究会:第22回 対照言語行動学研究会 (JACSLA22)(2024年10月19日(土)13:00~17:15、東京科学大(旧東京工業大・東京医科歯科大)大岡山キャンパス 石川台7号館 1階)※要申し込み

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研究会情報です。

●情報サイトはこちら
https://www.jpling.gr.jp/gakkai/gakkaibbs.php
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

第22回 対照言語行動学研究会 (JACSLA22)

日時 2024年 10月 19日 (土)  13:00~17:15
場所 東京科学大(旧東京工業大・東京医科歯科大)大岡山キャンパス
石川台7号館 1階(ELSI-1 地球生命研究所 三島ホール)
★東急大井町線・目黒線「大岡山」駅前(構内で徒歩約5分)

内容 本研究会では第22回研究会を下記のとおり開催します。一般研究発表、次いで、言葉の原点としてのコミュニケーション行動が異文化・異分野間でなされる時、そこに展開する洞察、思索、創造的思考に光を当てて言葉について問い直すシンポジウム、最後に参加者全員での討議を計画しております。言語に関する諸分野の皆さまとの研究交流を楽しみにしております。ぜひ奮ってご参加ください。

テーマ:対照言語行動としての異文化・異分野コミュニケーション
現代社会では多様性、異質性を尊重することの重要性が高まっています。社会を構成する各コミュニティはそれぞれの歴史を通じ、独自の文化、またディスコースの手法を創り上げてきました。その壁を越えてコミュニケーションを図ろうとするとき、翻訳行為が必要になります。起点(原文)言語と目標(訳文)言語が、発想、語彙や文体、ジャンルなどを共有しないとき、翻訳者・通訳者は異質の知と向き合い、とまどいつつも探索、洞察を重ね、熟考し止揚し、創造的思考を展開します。これにより読者・聴者はそれまで気づかずにいた新たな知と出会うことになると言えるでしょう。今回は3つの異なる研究アプローチから、異文化・異分野の世界に住む他者とコミュニケーションを図ることの意味を、参加者のみなさまと一緒に探っていきたいと思います。

●研究発表  13:05-14:05
1.安藤 薫氏(東京大・院・言語情報科学専攻博士課程1年)「言葉遊びの翻訳分析」
2.アミール 偉氏(福島県立医科大)・八島 瑶氏(福島県立医科大・医学部4年)
「『訓蒙窮理図解』の天文学分野における日本語から漢文への翻訳の分析とその考察」

●シンポジウム 
「対照言語行動としての異文化・異分野コミュニケーション」 14:15-16:10
1.武田珂代子氏(立教大)「通訳の相互行為性、通訳者の行為主体性とパワー:
MLB通訳と音声翻訳システムの事例を通して」〈仮〉
2.野原佳代子氏(東京科学大)「戦後日本の異文化・異分野コミュニケーション:
理科教材の日本語訳から見る初期STEAM教育の試み」〈仮〉
3.井上 健氏(東京大[名誉教授])「文学の翻訳はいかにして文学となるのか:
一人称代名詞と時制の翻訳を中心に」〈仮〉

●全体討議 16:30-17:10
●閉会   17:10-17:15
●意見交換・懇親会 17:40-19:30 (於:ブルー ターミナル)
(駅から1分 研究会会場から6分)

備考 [参加費(資料代を含む) ]500円  
[定員]100名(定員になり次第、締め切ります)