同志社大学古典教材開発研究センター:第9回コテキリの会「〈もじ〉のむかし・いま・みらい」(2024年9月15日(日)13:30~17:00、オンライン(Zoom))※要申し込み

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://kotekiri20.wixsite.com/cdemcjl/event-9
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

■日時 2024年9月15日(日)13:30~17:00
■場所 Zoomによるオンライン
■参加費 無料
■募集人数(事前申込制・先着順)

オンライン 150名
■プログラム
13:15~ 会場開室 
総合司会 三宅 宏幸(同志社大学)

13:30~ 開会の辞
山田 和人(コテキリの会代表・同志社大学名誉教授)

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13:40~ 第1部 基調講演  
「くずし字」が身近でなくなるまで
●岡田 一祐(慶應義塾大学)

​概要  
1900年を境に学校教育における仮名字体が統一され、その選に漏れた仮名、いま言うところの変体仮名は、徐々に使われる場を狭めていきました。のち「くずし字」と呼ばれてしまうことになる日常における行草体での筆記習慣も、同じころ学校教育から外され、ペースは違えど使われる機会が減っていきました。ここではその経過を追うとともに、その背景についても考えをめぐらせたいと思います。

経歴  
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員・国文学研究資料館特任助教・北海学園大学人文学部講師を経て、2023年より慶應義塾大学文学部准教授。博士(文学、北海道大学)。著書に『近代平仮名体系の成立: 明治期平仮名読本と平仮名字体意識』(文学通信、2021)などがある。

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​14:45~ 第2部 実践報告会 
Challenge!和本・くずし字教材

報告者
●井浪 真吾(岡山理科大学)
和本リテラシー育成のために――実践報告から学んだこと

​●嵐 恵未(愛知県立名古屋西高等学校)
気軽に挑戦!くずし字と和本の体験授業報告

●原 空留未(中央大学杉並高等学校)
原典にあたる力の第一歩――くずし字授業の導入から定期試験まで

​コメンテーター
●岡田 一祐(慶應義塾大学)

​司会
●加藤 直志(常葉大学)

概要
「古典の面白さを伝えたい!」「和本やくずし字を使った授業?そんなの私が本当に使えるの?」と思っていませんか? 第2部では、実物の和本を利用した実践や古典の魅力を発信する活動をご紹介いただき、楽しく面白く奥深い古典の世界を皆さんと共有したいと思います。
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16:30~ 第3部 交流会 
司会●加藤 弓枝(名古屋大学)

概要  
参加者(希望者)と登壇者の交流会を行います。お気軽にご参加下さい。​

​17:00~ 閉会の辞
山田 和人(コテキリの会代表・同志社大学名誉教授)