1930年代における東アジア女性雑誌の比較研究:GRL後援 国際シンポジウム「交ぜる/混ぜる/雑ぜる文化装置とポリティクス 1930-1945における東アジアの女性雑誌」(2024年8月24日(土)13:00〜17:30  、25日(日)10:00〜18:00、名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ2階レクチャールーム)

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研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.grl.kyodo-sankaku.provost.nagoya-u.ac.jp/archives/2527
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※詳細は上記サイトをご確認ください。

8月24日[土]
 Session 1「規範形成・参照と差異化」13:00-15:00
◉呉佩珍(国立政治大学)
日本植民地期における台湾の女性雑誌と文学圏域の形成 ─『台湾愛国婦人』と『台湾婦人界』を中心に
◉陳晨(上海師範大学)
"日本婦人"を語る
─民国雑誌『玲瓏』における日本人女性に関する叙述の様相
◉木村涼子(大阪大学)
婦人雑誌が描く「皇国の女性」─アジア女性の〈連続性〉と〈断絶〉
 Session 2「連帯という理念」15:30-17:30
◉飯田祐子(名古屋大学)
ブルジョア雑誌とプロレタリア雑誌の連続と非連続 ─『女人芸術』(1928-1931)と『働く婦人』(1932-1933)
◉孫知延(慶熙大学)/光石亜由美(奈良大学)
1930年代の植民地朝鮮・左翼女性雑誌『女人』
─プロレタリア思想とジェンダー・セクシュアリティをめぐって
◉魏晨(岐阜大学)
『女子月刊』(1933-1937)と30年代アジア女性の連携

8月25日[日]
 Session 3「ネットワーク生成の装置」10:00-12:00
◉笹尾佳代(同志社大学)
『婦人』にみる全関西婦人聯合会のネットワーク
◉石川照子(大妻女子大学)
日中YWCAの葛藤と模索
─機関誌『女子青年界』『女青年』の言説を通して
◉張文聰(徳明財経科技大学)
AIテキストマイニングによる女性雑誌研究試論『台湾婦人界』第1巻
を中心に
 Session 4「雑誌文化と戦時の力学」13:15-15:45
◉楊佳嘉(厦門大学)
『輝ク』における日中女性の連帯とその変節
─インターナショナル·フェミニズムから帝国のフェミニズムへ
◉星野幸代(名古屋大学)
『婦女生活』にみる日中女性の交流と齟齬
◉張ユリ(慶北大学)
植民地末期朝鮮の女性雑誌における「日本語」という媒介
◉尹芷汐(椙山女学園大学)
雑誌『女性満洲』における政治・ジェンダー思想と自己表象
総合討論 司会:中谷いずみ(二松学舎大学) 16:00-18:00