第2回藝能史研究會東京特別集会(2023年12月9日(土)午後1時~午後5時、Zoom)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www5b.biglobe.ne.jp/~geinoshi/tokyotaikai.html

--------------------

※詳細は上記サイトをご確認ください。


第2回藝能史研究會東京特別集会 

2023年12月9日(土)  午後1時~午後5時
オンライン(Zoom)開催
参加自由 ・ 参加費無料


シンポジウム 「芸能史研究からの絵画史料論再考」


  *プログラム

   西山 剛氏「芸能空間としての社頭と河原 絵画史料の限界と可能性」
   辻 浩和氏「中世絵画史料に描かれた歌舞」
   藤原 重雄氏「歴博甲本「洛中洛外図屏風」に描かれた犬馬場の位置」

  報告のあと全体討議をおこないます。

《企画趣旨》
 ―芸能史研究の方法として、絵画史料はどのように生かしていけるのか

 近年、e国宝、文化遺産オンライン、ジャパンサーチ、また国内外の博物館・美術館のウェブサイトなどで膨大な数の画像が公開され、無料かつ簡便に利用できる環境が整った。このような状況の中、最近にいたっても絵画を歴史史料として活用する研究は活況を呈しており、さまざまな分野において魅力的な成果が生み出されている。しかしその一方で、安易な絵画の利用による誤解の可能性も同時に高まっているといえる。
 藝能史研究會では、芸態論をはじめとして、絵画を積極的に用いて研究をおこなってきており、会誌で過去2回に亘って特集を組んだこともある。研究環境の劇的な変化のなか、現段階であらためて絵を読む(歴史史料として絵画を用いる)とはどういうことなのかを考え、芸能史研究の観点から絵画史料の活用の可能性を模索してみたい。