国立歴史民俗博物館「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-」(2023年10月3日(火)~12月10日(日))

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展覧会・講演会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html

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※詳細は上記サイトをご確認ください。


開催期間 2023年10月3日(火)~12月10日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
料金 一般1000円/大学生500円

陰陽師とはどのような存在だったのでしょうか。この展示では、あまり知られていない陰陽道の歴史とそこから生み出されてきた文化をさまざまな角度からとりあげて考えてみます。古代において成立した陰陽道は中世から近世へと数百年にわたり、その役割を広げながら、時代とともに多様に展開していきました。その姿を都状(とじょう)や呪符など具体的な史資料をもとに、明らかにしていきます。

安倍晴明は平安時代の実在した陰陽師ですが、陰陽道の浸透とともに、伝奇的なイメージが付け加わっていきます。その姿を追うことで陰陽道の性質をとらえることも試みます。さらに陰陽師たちが担った暦について、その製作や形式、移り変わりの様子を見つめることによって、人びとが陰陽道に求めたものが見えてくるでしょう。

なお、この展示は科学研究費基盤研究(C)「古代~近代陰陽道史料群の歴史的変遷と相互関係の解明」の成果の一部です。


●関連する催し物●

【歴博フォーラム】
第117回「陰陽師と暦」 陰陽道と暦の関係を時代と民俗に着目して考える
2023年10月7日(土) 12:30~16:15 本館講堂
登壇者:細井 浩志、林 淳、下村 育世、梅田 千尋、赤澤 春彦、小池 淳一 他

【歴博講演会】
第447回「陰陽道と伝承文化」 民俗学の視点から陰陽道をとらえなおす
2023年11月11日(土) 13:00~15:00 本館講堂
講師:小池 淳一