東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC):荻生徂徠「官刻六諭衍義叙」をめぐって(2023年9月1日(金)16:00〜18:00、Zoom)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2023/95-ogyu-sorai-rikuyu/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
日時:2023年9月1日(金)16:00 - 18:00
場所:Zoomオンライン開催
報告者:高山 大毅(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
主催:東京大学ヒューマニティーズセンター
共催:東京大学駒場図書館
2021年に駒場図書館に寄贈された荻生家史料には、徂徠の詩文の貴重な稿本が含まれています。今回はその中から、「官刻六諭衍義叙(かんこくりくゆえんぎのじょ)」の稿本を紹介します。『六諭衍義』は明の洪武帝が庶民教化のために頒布した勅諭である「六諭」に范鋐(はんこう)という人物が解説を施した書物です。徳川吉宗は本書の出版を計画し、徂徠は公儀の命によって本書に訓点を施し、序文を執筆しました。荻生家史料の「官刻六諭衍義叙」の稿本は、修訂の過程が残っているだけでなく、語釈が書き入れられています。稿本の記述から当時の権力者と儒者の関わりについて考えてみたいと思います。