百姓の視座から明治維新を見直す[講師:渡辺尚志・松戸市立博物館館長/一橋大学名誉教授](2023年9月16日(土)13:30-16:00、、松戸市民会館301会議室)※要申込

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講演会のお知らせです。

日時:2023年9月16日(土)13:30-16:00
場所:松戸市民会館 301会議室
資料代:500円
演題:百姓の視座から明治維新を見直す
講師:渡辺尚志(松戸市立博物館館長・一橋大学名誉教授)

主催:「明治維新」とは何であったのか?連続学習会
後援:松戸市教育委員会

【趣意文】
 江戸時代の百姓は高い年貢に終日の農作業の酷使と搾取・収奪の中で、ただただお上や大地主の意のままの暮らし...、そして我慢の限界での暴発的一揆はあっても、日常的には支配者に唯々諾々の隷属的生活...。
 私たちは、義務教育などでそういった農民像を学ばされてきました。それは、江戸時代が暗黒の時代で「明治維新」によって「文明開化」し、世の中がいっぺんに明るくなったという歴史観ともつながっています。しかし、近年その見方が誤っていたことは徐々に明らかになってきました。戦争ひとつとっても、江戸時代の約260年、人々はその惨禍にさらされなかったのです。明治以降はほぼ10年ごとに戦争の繰り返しで内外ともに多くの命が奪われました。
 今回、講演を依頼した渡辺尚志さんはご著書『百姓たちの幕末維新』『百姓の力―江戸時代から見える日本』などで百姓たちの自治力を紹介、展開される事実には目を奪われそうです。そこで多くの市民の方々に真実の歴史を知る機会をと思い至り、今回の講演をお願いしました。

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