『文芸研究』第百五十号 特集:国際読書会シンポジウム「辺見庸『1★9★3★7』を国際的に読む」――世界から見た日本における加害の記憶――(明治大学文学部文芸研究会)

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明治大学文学部文芸研究会さまよりいただきました。

文芸研究150号.jpg

並製・A5判・222頁
2023年3月26日発行
ISSN 0389-5882

明治大学リポジトリはこちら。
https://meiji.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=1268&pn=1&count=20&order=7&lang=japanese&page_id=13&block_id=21

■目次
諸言
シンポジウムポスター
シンポジウムプログラム
開催の主旨
発表者への呼びかけ文
これまでの研究会の読書リスト
発表者プロフィール
討議者プロフィール
『1★9★3★7』作者

国際読書会シンポジウム
戦後派からの問い 冷戦後への問い――辺見庸の『1★9★3★7』と堀田善衞の『時間』との間テクスト性について――......王 中忱

「家系物語」の視点からの『1★9★3★7』フィクションを基に歴史を語る......ギヨーム・ミュレール

ドイツの戦争体験から『1★9★3★7(イクミナ)』を読む......セバスティアン・マスロー

出来事を自分のものにするための想像と遅読――辺見庸『1★9★3★7』を読む――......趙 秀一

歌に抗う――辺見庸『1★9★3★7』における「孤独に自身に問う」姿勢について――......岡本 和子

病理の剔抉――辺見庸『1★9★3★7』が問いかけるもの――......竹内 栄美子

『1★9★3★7』私記――「殺りく」と「殺戮」のあいだで――......谷口 亜沙子

沈黙を突き破る......根本 美作子

シンポジウムに寄せて(寄稿論文)
小津安二郎と戦争 再考――『秋刀魚の味』のトリスバー・シーンを中心に――......朱宇正

「脂瞼」について 辺見庸『1★9★3★7』における芸術的非論証性......高桑 和巳

手袋のなかの手を描くための言葉――『1★9★3★7』をヨーロッパにおける文化的記憶の諸形式と読みあわせる――......新本 史斉

第二部 フリートーク(発表者相互の討論)の記録
第三部 フリートーク(参加者を含めた討論)の記録
執筆者紹介・『文芸研究』特集号執筆規定・編集後記