令和4年度福岡市文学館:企画展「まなざしと記憶―宇野浩二の文学風景」(2023年1月13日(金)~2月26日(日)、福岡市総合図書館1階ギャラリー)【関連講座①山岸郁子 氏(日本大学教授)1月21日(土)、関連講座②増田周子 氏(関西大学教授)2月19日(日) 各日14:00~15:30 ※要申し込み】

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/events/detail/2240
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


令和4年度福岡市文学館企画展「まなざしと記憶―宇野浩二の文学風景」

会場 福岡市総合図書館1階ギャラリー
会期 2023年1月13日(金曜日)~2月26日(日曜日)
観覧時間 10時~19時(日曜日・祝日は18時まで) 休館日/月曜日、1月31日
観覧料 無料
主催 福岡市文学館(福岡市文学振興事業実行委員会・福岡市教育委員会)
後援 (公財)福岡市文化芸術振興財団
※新型コロナウィルス感染症の影響により、内容の一部が変更になる場合があります。

 「文学の鬼」と呼ばれた作家・宇野浩二(1891-1961)が、大正時代、まだ稀少だったカメラを持ち歩き、大量の写真を残していたことをご存知でしょうか。当館「宇野浩二文庫」には、アルバムに収録された写真も入れると一千枚を超える写真群が存在します。この度、コレクションの再調査を行い、その中に大正期に宇野自身が撮影した写真が大量に含まれていることを確認しました。
 宇野は、生前その文学的回想録『文学の三十年』や評伝『芥川龍之介』の中で自身の撮影した写真を何度も紹介していますが、没後、これまでこうした写真群が紹介される機会はありませんでした。
 宇野浩二にとって、またその文学にとって、この膨大な写真群は、どのような意味を持つものだったのでしょうか。
 本展は、「まなざしと記憶―宇野浩二の文学風景」と題し、作家の写真とテキストの関係性を初めてご紹介する展覧会です。彼の文学の風景を辿り、彼の人生に重要な意味をもたらした〈場〉と友情、そして旅――膨大な写真群を、作家が後半生に於いて何度も語り直したテキストを手がかりに紐解いていきます。
 百年の時を越えて、作家のまなざしと記憶が鮮やかに甦ります。
 会期中は、企画展関連イベントも行います。是非、総合図書館1階ギャラリーに足をお運びください。

☆彡企画展関連イベント☆彡
【写真展】
「西海旅日記」
大正10年の夏、若き文士たちの青春の旅の記憶を宇野浩二撮影の写真で辿ります。
会場 総合図書館1階ショーケース
会期 1月13日(金曜日)~1月29日(日曜日)
観覧料 無料


【企画展関連講座①】
「宇野浩二の「語り」の可能性」 講師:山岸郁子氏(日本大学教授)
日時 1月21日(土曜日)14:00~15:30(開場:13:30) 【締切:1月9日(月曜日・祝)】
会場 福岡市総合図書館第1会議室  定員:40名(要事前申込・定員を超えた場合抽選)

【企画展関連講座②】
「宇野浩二と大阪―人物・追憶・風景―」 講師:増田周子氏(関西大学教授)
日時 2月19日(日曜日)14:00~15:30(開場:13:30) 【締切:2月10日(金曜日)】
会場 福岡市総合図書館第1会議室  定員:40名(要事前申込・定員を超えた場合抽選)