楊暁捷 著/板坂則子 監修『戯れる江戸の文字絵 十返舎一九「文字の知画」よみがえる大衆の笑い』(マール社)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

マール社さまよりいただきました。

江戸の文字絵.png

詳細はこちら。
https://www.maar.com/shop/art/culture/isbn9784837306924

著者・編者 楊暁捷 著
監修 板坂則子 監修
ISBNコード 978-4-8373-0692-4
Janコード 9784837306924
Cコード C0071
サイズ・付属品 A5判
ページ数 160ページ

絵の中に文字を表す「文字絵」。
たとえば、有名な「へのへのもへじ」では、文字の形が顔の要素をかたどっています。
本書は、そのような文字絵に川柳、狂歌、短歌などを添えた、十返舎一九の滑稽本『文字の知画』(もんじのちえ)を現代語読みにしました。一九の綴った言葉への見解を交えて、わかりやすく解説しています。
時は今から200年ほど前、登場人物は、江戸の町で働く商人や町人を中心に、花街の人々や旅人、武士、また町中をあてもなく彷徨う者など、老若男女総勢41人に犬1匹。彼らのよもやま話や尾籠な話、その悲喜こもごもに、現代に生きる私たちはギョッとしたり苦笑したり、時に微笑ましく感じたりするかもしれません。
一九が見つめた「江戸の市井の笑い」が垣間見える1冊です。