令和4年度新村出賞・研究奨励賞に、安達真弓氏、黒川茉莉氏、三好伸芳氏。新村出賞は該当者なし、刊行助成金も該当者なし。
Tweet詳細は以下より。
https://s-chozan.main.jp/?p=7386
【研究奨励賞(3名)
安達真弓
研究題目:本国ベトナム語の空間・談話ダイクシス研究 及び在日ベトナム系コミュニティにおける社会言語学的研究
・『ベトナム語空間ダイクシスとその展開―指示詞から文末詞・感動詞へ』勉成出版、2021年5月252頁
・Vietnamese: "From refugee community to cultural transisions"
Language Communities in Japan Edited by John C. Mather,Oxford University Press,
January 2022, pp. 138-146.
黒川茉莉
研究題目:イベリア半島文典類に遡及する、キリシタン版日本語文典の研究
・「ロドリゲス『日本大文典』の品詞particulaとartigoに就いて」
『訓点語と訓点資料』 第145輯 訓点語学会、2020年9月、pp.81‐63 [左:pp.18‐36]
・「実践編: 6.5. 天草版ラテン文典―イエズス会標準ラテン文法の日本語対応版―」
『キリシタン語学入門』 岸本恵実・白井純(編)八木書店、2022年3月、pp.73‐78
・「用例翻訳の疎密に見るキリシタン日本語文典の性格」
『論究日本近代語』 第2集 日本近代語研究会(編)、勉成出版、2022年3月、pp.15‐28
三好伸芳
研究題目:日本語における述語と補部の相互作用に関する研究
・『述語と名詞句の相互関係から見た日本語連体修飾構造』ひつじ書房、2021年3月、268頁
・「連体修飾要素の解釈と述語のタイプ」
『日本語文法』 21巻1号日本語文法学会、2020年3月、pp.20ー36
・「叙想的テンスの意味と統語」
竹沢幸一・本間伸輔・田川拓海・石田尊・松岡幹就・島田雅晴(編)
『日本語統語論研究の広がり―記述と理論の往還』くろしお出版、2019年11月、pp.107‐126】