早稲田大学演劇博物館:日英国際オンラインシンポジウム「演劇と映像配信の未来を考える 英国ナショナル・シアターと松竹の事例から」(2022年11月30日(水)17:30~19:55、Zoom webinar)※要申し込み

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/16874/
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。


日英国際オンラインシンポジウム
演劇と映像配信の未来を考える
英国ナショナル・シアターと松竹の事例から


日時:2022年11月30日(水)17:30~19:55(予定)
開催方法:オンライン
使用言語:日本語、英語(同時通訳)
参加無料:事前予約制
主催:早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点


企画概要

 現時点(2022年11月)でも世界の演劇界は新型コロナウイルスの影響を受け続けている。日本では10月以降、劇場でのライブ公演が再開されるようになったとは言え、劇場への客足はコロナ以前よりも減少しているようだ。早稲田大学演劇博物館(演博)は、2020年2月からコロナ関連資料(ポスター、プログラム、チラシ等)の収集を開始し、2021年には春季企画展「Lost in Pandemic--失われた演劇と表現の地平」、オンライン展示「失われた公演--コロナ禍と演劇の記録/記憶」を開催した。さらに、2022年3月にオンライン・シンポジウム「コロナ禍と博物館の2年--資料の収集・展示をめぐる課題と展望」、7月に「劇場・博物館における舞台芸術資料アーカイブの課題と展望」を開催、8月に日韓オンライン・シンポジウム「ポストコロナ時代の劇場--未来の劇場のために」を開催した。
 本シンポジウムでは、コロナ禍により一気に需要が高まった演劇の映像配信をテーマとして取り上げ、両国の演劇の映像配信の事例、課題や展望を共有しながら、配信が果たす役割の変遷、配信と演劇の関係性、配信がもたらす観劇体験の変容などについて議論したい。演劇の映像配信は、コロナ禍における生の舞台の「代替措置」とされることもあるが、本シンポジウムは、コロナ以前から配信に力を入れてきた日本と英国の演劇制作・興行現場の関係者、及び演劇専門の研究者の方々等をお招きし開催される。


登壇者
Flo Buckeridge(Deputy Director, Digital Media Department, National Theatre)
窪寺 祐司(松竹株式会社 演劇ライツ部 部長)
Erin Sullivan(Reader in Shakespeare, Shakespeare Institute, University of Birmingham)
河合 祥⼀郎(東京大学総合文化研究科教授)
児玉 竜一(早稲田大学文学学術院教授、同演劇博物館副館長)


プログラム

 17:30-17:40 館長挨拶・趣旨説明・企画説明

ー第一部ー
 【個別発表】
 17:40-17:55 Flo Buckeridge
 17:55-18:10 窪寺 祐司
 18:10-18:25 Erin Sullivan
 18:25-18:40 河合 祥⼀郎
 18:40-18:55 児玉 竜一

 18:55-19:05 休憩(10分)

ー第二部ー
 19:05-19:55 ディスカッション・質疑応答(50分)
          司会:石渕 理恵子(早稲田大学演劇博物館助教)