法政大学国際日本学研究所主催 新しい「国際日本学」を目指して(15)公開研究会「現代マンガ研究と伝承文学研究 」報告者:植朗子(神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート協力研究員)(2022年11月26日(土)、対面)※要申込

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

詳細、お申し込みは以下サイトより。
https://hijas.hosei.ac.jp/news/20221126info.html

===========================

法政大学国際日本学研究所主催
新しい「国際日本学」を目指して(15)公開研究会

現代マンガ研究と伝承文学研究
―『鬼滅の刃』竈門禰豆子をめぐる神話的モティーフ―

私ども法政大学国際日本学研究所は、文部科学省21世紀COEプログラムに「日本発信の国際日本学の構築」が、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(学術フロンティア推進事業)に「日本学の総合的研究」が同時に採択された2002年に設立されました。以来、メタサイエンスとしての国際日本学(国際日本学とは何か)を追い求めてきましたが、本研究所の事業が社会的に認知されるようになるにつれ、研究対象とする 時代や地域、分野を広げる段階に入ったと認識しました。2018年に「新しい「国際日本学」を目指して」と題する公開研究会を開始し、多様な専門分野の研究者を招いての研究会を継続し、現在に至ります。

そうした企画の第十五弾として、神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート協力研究員の植朗子氏による公開研究会「現代マンガ研究と伝承文学研究―『鬼滅の刃』竈門禰豆子をめぐる神話的モティーフ―」を開催いたします。ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加下さい。

■発表概要
現代のマンガ作品の解釈に、伝承文学研究の手法はどのようにもちいられるのだろうか。大正時代の日本を舞台としたバトルマンガ『鬼滅の刃』は、「鬼」と「人間」の「生」をテーマとした作品である。吾峠呼世晴氏による独特な世界観には「昔話」との共通要素が感じられる。本発表では、鬼になってしまった少女・竈門禰豆子(かまどねずこ)について取り上げ、「兄妹」「植物」「禁忌」というモティーフについて、伝承文学・神話学的観点から解釈する。

■開催 日時
2022年11月26日(土)14時~15時30分

■会  場 
法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎4階 S405教室
交通アクセス https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/gaiyo/map/
◆対面形式のみで開催。オンライン配信は行いません。

■報 告 者    
植朗子(神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート協力研究員)

■司  会    
横山泰子(法政大学理工学部教授・法政大学国際日本学研究所長)

■コメンテーター 
鈴村裕輔(名城大学外国語学部准教授・法政大学国際日本学研究所客員所員)

■参加費無料

■事前申込が必要です。
お申し込みはこちら
https://forms.gle/Cf3yb5RjUTmDvTZa9

■オンライン配信は行いません。