早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)Open Talk「「Schoolgirl」から考える現代文学におけるアダプテーション」【九段理江氏、滝口明祥氏、栗原悠氏】(2022年11月30日、早稲田大学26号館地下多目的講義室(B104))
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●公式サイトはこちら
https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/3199
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Open Talk 「Schoolgirl」から考える現代文学におけるアダプテーション
早稲田大学国際文学館を訪れる方々に、文学を読む面白さや文学研究の魅力を感じていただくための講演会です。当日は、国際文学館の休館日のため会場を変えて実施します。
近年、文学や演劇、映画などの諸芸術分野の研究においてアダプテーションの問題が注目されています。そこでは、あるテクストが別の文脈に移された際のさまざまな可能性や課題が検討されていますが、2021年に発表された九段理江氏の「Schoolgirl」もまた太宰治の「女生徒」(1939)を下敷きに、創造的な読み替えを試みたという意味でそのような問題と鋭く切り結んだ小説と言えるでしょう。
本イベントでは、著者と「太宰治」という作家のイメージやそのテクストの受容についても詳しい滝口明祥氏の対談形式で現代小説におけるアダプテーションの意味について考えていきたいと思います。対談後には、来場者の方とのQ&Aセッションも予定しております。
詳細
開催日時:11月30日(水)13:00-14:30
開催場所:早稲田大学26号館地下多目的講義室(B104)
言語:日本語
参加:どなたでも無料でご参加できます。
当日参加の場合、人数制限のためご参加できない場合もございますため事前登録をおすすめします。
応募者多数の場合には先着順となります。あらかじめご容赦ください。
登録はこちら
https://forms.gle/eDD67cyEmBLJhqtf6
主催:柳井イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト
協力:国際文学館
講演者
九段理江
小説家。2021年「悪い音楽」で第126回文學界新人賞を受賞。受賞第一作となる「Schoolgirl」は第166回芥川賞の候補作に、上記二作が収録された『Schoolgirl』(文藝春秋刊)は第35回三島賞候補となった。
滝口明祥
大東文化大学准教授。博士(日本語日本文学、学習院大学)。著書に『井伏鱒二と「ちぐはぐ」な近代』(新曜社)、『太宰治ブームの系譜』(ひつじ書房)など。
ファシリテーター
栗原悠
早稲田大学国際文学館助教