国際基督教大学アジア文化研究所主催シンポジウム「日本におけるエスペラント受容」(2022年11月12日(土)14:00~17:30、ハイブリッド)※要申込

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イベント情報です。

https://subsite.icu.ac.jp/iacs/symposium/post-56.html

<国際基督教大学アジア文化研究所主催シンポジウム>
日本におけるエスペラント受容
★講演1「日本におけるエスペラント受容ーいくつかの事例をとりあげてー」
後藤斉(東北大学・名誉教授)
★講演2「ポーランドの作家・オジェシュコヴァ『マルタ』の日本語訳
『女の運命』について」園山千里(国際基督教大学・准教授)

【日時/Date】2022年11月12日(土)14:00~17:30
【会場/Venue】国際基督教大学本部棟206またはオンライン
〒181-8585 東京都三鷹市大沢3丁目10−2
【言語/Language】日本語/ Japanese
【参加登録/Registration】要事前登録
【主催・問い合わせ/Inquiry】国際基督教大学アジア文化研究所
(asian@icu.ac.jp


<主催者より>
本企画は①ゲスト講演と②エスペラント翻訳の紹介という二本で構成する。①ゲスト講演としては、言語学者である後藤斉先生(東北大学名誉教授)をお招きして、「日本におけるエスペラント受容」についてご講演いただく。その後、②エスペラント翻訳の紹介というテーマで、企画者である園山千里が彦坂本輔訳『女の運命』(東亜堂、1914年)を紹介する。『女の運命』はポーランドの作家Eliza
Orzeszkowa(エリーザ・オジェシュコヴァ)の『Marta』をエスペラント語訳を介して、日本語訳されたものである。ポーランド語で執筆された『Marta』との比較をしながら『女の運命』を文学的な観点から紹介する。

オジェシュコヴァの『Marta』については2019年12月に日本・ポーランド国交100周年記念ヤギェロン大学主催のシンポジウム(ポーランド・クラクフ日本美術技術博物館)において、同じくエスペラント語関連の日本語訳『寡婦マルタ』について発表した。その続きとなるエスペラント翻訳の紹介である。
企画者である園山千里は2021年9月から東京にある国際基督教大学に異動した。同時に、2009年から専任教員として勤めているヤギェロン大学も兼任している。主要な研究活動の舞台は日本に変更となったが、ポーランドと日本との繋がりを文学という側面で今後も関わっていきたいと考えている。その一環となるシンポジウムである。

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