奈良女子大学古代学・聖地学研究センター 2022年度 第18回「若手研究者支援プログラム」萬葉集巻十六を読む Ⅱ[広く専門の研究者或いは一般の方々の御参加も歓迎]【申込締切  令和4年8月18日(木)までに必着】(令和4年8月27日(土)、オンライン(zoomを使用)にて開催)

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研究会情報です。


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奈良女子大学古代学・聖地学研究センターは、第18回「若手研究者支援プログラム」を、8月27日(土)に、科学研究費基盤研究B「敦煌書儀・六朝尺牘文献の古代日本への受容実態の展開」(代表:信州大学 西一夫)・同基盤研究C「歌における説話的意匠の形成」(代表:淑徳大学 白井伊津子)との共催で開催させていただきます。

新型コロナウィルスの感染がいまだ終息していない状況を考慮し、前年と同様、一日のみオンライン(zoomを使用)にて開催することといたします。今回は、講師の方々に、奈良女子大学の会場本部にお集まりいただき、そこでの御講演の様子を配信させていただきます。

テーマも、引き続き「萬葉集巻十六を読む」とします。2020年から、故芳賀紀雄氏の遺志を継ぎ、『萬葉集全注 巻第十六』(有斐閣)の刊行を目指して、内田賢德氏を中心とした研究グループにより注釈が進められてきました。その注釈グループでの検討において明らかになった新知見の一端は、昨年度の本プログラムにおいて披露され、すでに報告集の形で公開されました。今回は、注釈の完成がいよいよ間近となり、巻十六というこの特異な歌巻の全体像について、総合的に考察する機会を設けたいと考えました。そこで、国語学分野では佐野宏氏、国文学分野では内田賢德氏、中国文学・比較文学分野では金文京氏に講師をお願いし、それぞれのご専門の立場から巻十六やそれに関わる諸問題についてお話いただくことにいたしました。佐野氏と内田氏は、上記の巻十六注釈グループのメンバーでもあります。

巻十六は、歌の特異な用語をはじめとして、詳細で物語的な題詞・左注、及びそれら漢文で綴られた散文と和歌との組み合わせによる作品形成など、検討すべき問題を数多くはらんでいます。本プログラムを通して、少しでも多くの若手研究者がこの巻十六に関心をもってくださることを願うと同時に、広く上代文学・語学の研究者の方々に巻十六研究の新しい視点や考え方を提示できる機会となることを願っております。

本プログラムは、主に語学・文学分野の若手研究者の研究支援を目的としていますが、広く専門の研究者或いは一般の方々の御参加も歓迎しております。年齢やキャリア、専門分野などを問わず、多数の方々が御参加くださることを期待しております。なお、大学および研究機関等で御指導に当たられている先生方におかれましては、ぜひ大学院生・研究生諸氏に本プログラムを御紹介くださいますようお願い申し上げます。

奈良女子大学古代学・聖地学研究センター
若手研究者支援事業担当   奧村 和美

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第18回「若手研究者支援プログラム」
萬葉集巻十六を読む Ⅱ

主催 奈良女子大学古代学・聖地学研究センター
共催 科研費基盤B「敦煌書儀・六朝尺牘文献の古代日本への受容実態の展開」
(代表:信州大学 西一夫)
科研費基盤C「歌における説話的意匠の形成」(代表:淑徳大学 白井伊津子)

日時 令和4年8月27日(土)
※オンライン(zoomを使用)にて開催しますので、事前の参加申込が必要です。
講 演(無料) 10時30分~17時(入場10時~)

「字音語」と仮名
  講 師:京都大学大学院教授  佐野  宏
(昼休み)

歌と語り――巻十六の場
講 師:京都大学名誉教授   内田 賢徳

中国文学より見た『万葉集』巻十六
講 師:京都大学名誉教授   金  文京

 
・司 会:奈良女子大学教授   奥村 和美

zoomによる開催にあたって
今回、本プログラムでは、遠隔会議アプリzoom(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html)を使用いたします。お持ちのPC、タブレット等の端末に無料でインストールできます。スマートフォンでも可能です。事前にインストールしていただいてもいいですが、本シンポジウムの案内URL(参加者の方に、後々お送りします)をクリックした際に,同時にダウンロード~インストールされます。なお、お持ちの端末に、カメラ、マイクがついていなくても視聴は可能です。
お申し込みいただきますと、その後、事務局より、折り返しお申し込みの受理確認と、zoom会議への参加案内(URLや、ID/パスワードなど)をお送りいたします。詳細はそちらで別途ご説明申し上げます。

参加申込方法 
参加希望の方は、事前に電子メールにて期日までにお申込み下さい。
 申込締切 ... 令和4年8月18日(木)までに必着。
 申 込 先 ... E-mail: kodaigaku@cc.nara-wu.ac.jp
(電話にてのお問合わせはご遠慮ください)
 ・以下のフォーマットを御使用の上、上記宛先にお申込みください。
・標題には「若手支援 参加申込( 氏 名 )」と御記入ください。

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   2022年度 第18回「若手研究者支援プログラム」参加申込票

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