大学4年生、5月のこと(就活生K)

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弊社で就業体験をしてみたいかたがいたので、本日より3日間インターンとして働いてもらいます。就活中の学生の参考に、また、受け入れる側の出版社の参考になれば幸いです。(文学通信 松尾)
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■自己紹介
はじめまして。本日から文学通信で3日間のインターンシップに参加させていただくことになった大学生です。

まず、自己紹介をしようと思います。現在、教育学部に所属している大学4年生で、ゼミでは小学校国語教科書にこれまで掲載されてきた教材の変遷や複数教科書会社の比較などを中心に研究してきました。(3年生までがゼミの中心となって研究を進めるシステムでわたしは一区切り終えたことになっています。なっているだけでまだまだ勉強することは山積みのようです。)

国語教育の研究をしている身ではありますが、卒業論文では吉増剛造という詩人の作家論を中心に執筆しようと計画をしております。今回のインターンシップを担当している文学通信の方に吉増剛造がすぐに伝わってかなり驚きました。うれしいですね。ちなみにわたしの研究室の10人中9人は国語教育一本で執筆を進めるようです。教授が優しくて助かりました。

■インターンシップに至るまで
大学4年生の5月。聞く人が聞けば分かると思うのですが、最終面接などを迎える就活の佳境であり、インターンシップに参加するような季節ではないのです。それでも今回、文学通信に参加をお願いしたのは以下のような経緯があります。

先述した通り、わたしは教育学部に所属しており、学校の先生になるための勉強をこれまで取り組んできました。大学3年生の冬、周りは学校の先生になるための試験、つまり教採に向けて勉強を始めなくては、と慌てている中で、自分はゼミでの研究が影響し、教科書やドリルを作る仕事に憧れが高まっていました。

毎日、教科書やドリルを作る会社のホームページを検索しては「新卒採用予定はありません。」の文字に打ちひしがれる日々。そんな中で教育実習に行く前に読んでいた本のことを思い出しました。出版社は「文学通信」。ダメ元でホームページを見に行くと「弊社で就業体験をしてみたいかたがいらっしゃいましたらご一報下さい。制度を作ります。」の一文。就活が迫っている中でも、できる限りのことはしてみたい、の思いで勇気を出して連絡してみました。それから今日にいたります。

初日は、仕事内容のことを詳しくまとめて説明していただき、仕事もお手伝いできるように体制を整えてもらいました。他にもどら焼きをくれたり、mixiについて教えてくれたり、コーヒー飲んでいいよと言ってもらえました。とても優しいです。あと2日体験させてもらえるので、明日からもお仕事がんばります。次は体験した仕事内容についてまとめてみようかと思います。

読んでくださった方、ありがとうございました。