京都ノートルダム女子大学:生活環境学科公開講座「平安貴族のくらしとファッション」鳥居本幸代 氏(本学名誉教授)(2022年5月14日(土)13:30~15:30、ユージニア館NDホール)※要申し込み

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講座情報です。

●情報サイトはこちら
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000024.000080001&g=prt
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※詳細は上記サイトをご確認ください。


5月15日は平安時代から続く葵祭の日(2022年は開催中止)で、路頭の儀の行列は、まさに王朝絵巻ともいえます。
平安貴族たちは、池がある大きな庭に、開放的な住居を配置した「寝殿造」と呼ばれる空間で暮らしていました。また、平安時代の食生活は「引目鉤鼻」と呼ばれる容貌を作りだしました。服装も京都の気候に配慮した生活環境の中から、平安中期以降、束帯や唐衣裳装束(十二単)など、大型化したファッションへと変化を遂げました。男性ファッションにおいては身分・職種などによる詳細な決まり事があり、儀式に際しては厳格に守られました。官位によって定められた色目は、男性のステータス・シンボルともなっていきました。一方、女性は何枚ものアイテムを重ね着することで、オシャレを楽しむことができました。平安貴族のファッションの最大のポイントは色目で、似合う、似合わない、好きな色、嫌いな色は問題外で、季節に合っていることが重視されました。つまり、季節の移ろいに応じた色彩で整えることで自然と一体化し、王朝人の繊細な美的表現へと発展させていったのです。
千年ほどタイムスリップして、貴族のくらしとファッションを探っていく、この時期の京都ならではの講座です。


◆日 時 : 2022年 5月14日(土)13:30~15:30(会場13:00)
◆場 所 : 京都ノートルダム女子大学 ユージニア館NDホール
     ※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、中止、延期またはオンライン開催に変更する可能性があります。
◆講 師 : 鳥居本 幸代氏(京都ノートルダム女子大学 名誉教授)
◆参加費 : 無料