NPO法人インテリジェンス研究所: 第41回諜報研究会(2022年3月19日(土)14:00~、Zoom)※要申し込み
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http://www.npointelligence.com/
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
第41回諜報研究会
2022年3月19日(土)14:00~
Zoomを使用してオンラインで開催
テーマ:「日ソ情報戦とゾルゲ研究の新展開―現在のロシア・ウクライナ侵略の背景分析の手がかりとして」
報告者:名越 健郎 氏(拓殖大学教授)
「1941年のリヒャルト・ゾルゲ」
概要:
ゾルゲ事件は日本では関心が低下したが、ロシアでは、愛国主義全盛の中、ゾルゲを神格化する動きが出ている。 機密文書の公開も進み、関連書籍が出版された。 ここでは、開戦前の1941年にゾルゲが送った電報などから、新たに判明した新事実を紹介したい。 戦前の8年間東京で活動したゾルゲは、1941年の活動が華々しかった。 2大スクープといわれる独ソ開戦予告や日本の南進に関する電報も検討する。
報告者:富田 武 氏(成蹊大学名誉教授)
「日ソ戦争におけるソ連の情報(諜報・防諜)活動」
概要:
まずは当時の情報機関(内務人民委員部と国防人民委員部のそれ)を概説したのち、 ゾルゲ(後者のグルー機関員)、満洲「白系露人事務局」内部のエイジェントにも触れつつ、 主として関東軍の部隊配置・人事と対ソ戦準備や特務機関の活動をどの程度把握し、 戦争遂行と戦犯特定に役立てていたのかを紹介する。 日本軍(関東軍や第五方面軍、在ソ大公使館駐在武官)の情報活動にも触れることになる。
司会:鈴木 規夫 氏(愛知大学教授)