國學院大學文学部:公開研究会「死生観の歴史学―人は死をどのように捉えてきたか―」(2022年2月13日(日)10:00~16:00、ZOOM)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://www.kokugakuin.ac.jp/event/277167
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
人間および人間社会にとって「死」はいつの時代においても不可避の問題である。人間社会は医学では克服できない死を宗教や儀礼によって文化的に超克してきたが、その過程では多様な死生観や霊魂観、他界観が生まれ、それを表出する儀礼や葬墓制が生み出されてきた。本研究会では、過去の人々が残した多様な歴史資料から人間社会が死の問題といかにして向き合ってきたのかを根源的に考え、現代とは異なる死生観の文化的・思想的背景について洞察する。過去のさまざまな時代の人々の死の捉え方や死生観を、二つのセッションを通して複眼的視点から比較検討する。
日時 2022年2月13日(日) 10:00~16:00
会場 オンライン配信(ZOOM) ※事前申し込みが必要
問い合わせ 文学部
発表者(発表順)
谷口康浩(國學院大學文学部教授) 古谷 毅(京都国立博物館)
和田浩一郎(國學院大學文学部兼任講師) 江川式部(國學院大學文学部准教授)
小池寿子(國學院大學文学部教授) 冨澤かな(静岡県立大学国際関係学部准教授)
【プログラム】
趣旨説明 10:00-10:10
セッション1 先史・古代人の死生観とそのかたち
谷口康浩 半定住狩猟採集民の葬制と死生観―縄文時代早期の岩陰葬― 10:10-10:40
古谷 毅 日本原史(古墳時代)~古代における死生観 10:50-11:20
和田浩一郎 祝福される魂―古代エジプト人の死生観― 11:30-12:00
セッション2 東西の死生観とそのかたち
江川式部 中国唐代の死生観―官人が撰した家族の墓誌・墓祭文から― 13:00-13:30
小池寿子 ヨーロッパ中世後期における墓碑と葬送儀礼―キリスト教における死生観と身体観― 13:40-14:10
冨澤かな 慰霊のかたちとオリエンタリズム―インドの英人墓地から考える― 14:20-14:50
休憩(20分)
討論 15:10-16:00
セッション1に関して 総括コメント・進行:谷口
セッション2に関して 総括コメント・進行:小池