国立国語研究所:第16回 「ここまで進んだ!ここまで分かった!多様な言語資源に基づく日本語研究」(2月19日 (土) 10:00~16:55、Zoom)※要事前申込

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr

研究会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.ninjal.ac.jp/event/public/forum/ninjalforum016/
--------------------
※詳細は上記サイトをご確認ください。

▼日時
2022年2月19日 (土) 10:00~16:55
▼会場
Web開催 (Zoom を使用)
▼申込み方法・定員
要事前申込み・参加無料
定員 400名 (先着順)
▼主催
国立国語研究所

【開催趣旨】
国立大学や国立の研究所は,法人化後6年ごとに計画を立てて,それを実行できているかを評価してもらうという形式で運営を行っています。国語研も,2021年度は第3期6年の最後の年を迎え,総決算の年となります。コーパスを構築することで従来の日本語,日本語教育,危機言語・危機方言の研究に対して,一層の厳密性,検証可能性をすすめることがその目的でした。目的の達成のために6つのプロジェクトを立てて研究を行ってきました。今回のNINJALフォーラムでは,国語研第3期の6つのプロジェクトとコーパス開発センターを加えた7つのプロジェクトについて,この6年間の成果をよりわかりやすい形で見ていただきます。

専門家だけでなく,日本語研究を目指す学部学生,大学院の学生にも興味のある発表を準備していますので,国語研の研究がどこまで進んだか,これからどのように進めていこうとしているのかをみなさんと一緒に議論していきたいと思います。ご期待ください。

2022年4月からは第4期が始まります。今回のフォーラムが,4期の統合テーマである「開かれた言語資源による日本語の実証的・応用的研究の共創 (オープンデータ・オープンサイエンスに基づいた言語資源学の創成) 」にどのようにして発展していけるかを考える機会になればと思います。

【プログラム】
10:00~10:05
開会挨拶
10:05~10:40
講演1
「対照言語学の観点から見た日本語のプロソディーと動詞意味構造」
窪薗 晴夫 (国立国語研究所 教授),松本 曜 (国立国語研究所 教授)
10:40~11:15
講演2
「統語・意味解析コーパス (NPCMJ) から見えてきたこと ~日本語テキストにおける主語省略文と受身文の使用~」
プラシャント・パルデシ (国立国語研究所 教授),長崎 郁 (名古屋大学 特任講師)
11:15~11:50
講演3
「消滅危機言語・方言を記録し,継承する」
木部 暢子 (国立国語研究所 特任教授),山田 真寛 (国立国語研究所 准教授)
休憩 (60分)
12:50~13:35 (45分)
ポスター発表 1
13:35~14:10
講演4
「『日本語歴史コーパス』ができて分かったこと」
小木曽 智信 (国立国語研究所 教授)
14:10~14:45
講演5
「コーパスを通して日常のことばの特徴を探る」
小磯 花絵 (国立国語研究所 教授)
休憩 (10分)
14:55~15:40 (45分)
ポスター発表 2
15:40~16:15
講演6
「日本語学習者による多義語の意味推測ストラテジー」
石黒 圭 (国立国語研究所 教授)
16:15~16:50
講演7
「リアルタイム MRI 動画を用いた調音音声学の再構築 ―ワ行子音の問題―」
前川 喜久雄 (国立国語研究所 教授)
16:50~16:55
閉会挨拶