日本の古本屋メールマガジンその337に、自著を語る「目時美穂『たたかう講談師 二代目松林伯円の幕末・明治』」が掲載

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【たたかう講談師、松林伯円

目時美穂

 講談師の得物はただ一本の張り扇。
 これをたずさえて高座にあがり、刃物にも、調子をとる道具にも
して、あとは己の舌先だけで幕末、明治の世の大衆を熱狂的に踊ら
せた講談の名人がいた。
 二代目松林伯円という。
 時流を読むことに長けていたとともに、それを作品に組み込む創
作の才にも恵まれていた伯円は、幕末期動乱の不穏な空気のもとで
は、どろぼう物を講演して大成功を博し、どろぼう伯円とあだなさ
れ、明治の世になると文明開化を、西南戦争を、自由民権運動を、
自作に取り入れて、生涯に70作以上の新作講談をうみだした。】

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