2021年歴博国際研究集会「国境を越える『延喜式』」(2021年12月18日(土)19日(日)、オンライン)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
https://www.rekihaku.ac.jp/research/inter/2021/meeting2021.html#b
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※詳細は上記サイトをご確認ください。
国境を越える『延喜式』
Exploring the Importance of Engi shiki (the Protocol of the Engi Era) on a Global Level
開催日時:2021年12月18日(土) 9:00 ~ 12:20
:2021年12月19日(日) 9:00 ~ 13:00
開催場所:国立歴史民俗博物館(オンライン開催)
参加費:無料
定員:50名(要事前申込み。先着順)締切12/10 (金)
対象:研究者、学生
使用言語:日本語および英語
主催:国立歴史民俗博物館
共催:人間文化研究機構基幹研究プロジェクト「総合書物学」国立歴史民俗博物館ユニット「古代の百科全書『延喜式』の多分野協働研究」
科研費(基盤研究B)「格・式研究を踏まえた日本古代社会像の再構築」(代表:小倉慈司): JSPS20H01318
〈開催趣旨〉
日本史だけでなく学際的研究にも使われてきた『延喜式』は、国境を越え幅広いニーズに応えうる可能性を持っている。この国際研究会では、その『延喜式』の魅力をどう引き出せるかについて、英語圏の教育研究者・大学院生と共に検討する。報告トピックには、以下のような例が挙げられる。
- アメリカの大学における歴史授業(学部講義、院ゼミ)
- 『延喜式』のポテンシャルを探る--グローバル・レベルでの研究成果共有を通して
- 翻訳の際に直面した問題やそれに対する解決案
これらの報告を通して、『延喜式』英訳の重要性やその際に遭遇した問題を共有するとともに、その解決法について議論し、新たな研究課題や活用法に向けて意見交換をおこなう。討論を通じ、国境を越える学術的ネットワークの拡大も目指す。
〈プログラム〉
●第一日目
12/18 (土) 日本
JST: 9:00-9:10
開会のあいさつ・趣旨説明・報告者紹介等
小倉慈司 (国立歴史民俗博物館教授)
JST: 9:10-9:40
報告1
外国史としての日本史--アメリカ合衆国における学位取得と教育
河合佐知子 (国立歴史民俗博物館特任助教)
JST: 9:40-10:20
報告2
アメリカの大学でどう日本法律史を教えるか--律令及び『延喜式』を中心に
ジョーン・ピジョー (南カリフォルニア大学教授)
JST:10:20-10:30
休憩
JST:10:30-11:20
質疑応答(報告1・2)
JST:11:20-11:45
報告3
『延喜式』英訳から「告文」について考える
山口えり(広島市立大学国際学研究科・国際学部准教授)
JST:11:45-12:05
質疑応答(報告3)
JST:12:05-12:20
まとめ
●第二日目
12/19 (日) 日本
JST: 9:00-9:10
日程確認・報告者紹介等
河合佐知子
JST: 9:10-9:35
報告4
世界食文化史研究における『延喜式』の意義
エミリー・ウォーレン(南カリフォルニア大学院歴史学科PhDキャンディデイト)
JST: 9:35-9:55
質疑応答(報告4)
JST: 9:55-10:20
報告5
『延喜式』にみえる朝堂政務の形跡-考選文申送手続きを事例として
古田一史 (東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)
JST:10:20-10:40
質疑応答(報告6)
JST:10:40-10:50
休憩
JST: 10:50-11:15
報告6
海外における教材としての『延喜式』-巻37「典薬寮」を中心に
アレッサンドロ・ポレット(京都大学文学研究科日本学術振興会外国人特別研究員)
JST:11:15-11:35
質疑応答(報告6)
JST:11:35-12:00
報告7
『延喜式』からみた古代中世移行期の日本における天皇の変質
井上正望(国立歴史民俗博物館科研費支援研究員)
JST:12:00-12:20
質疑応答(報告7)
JST:12:20-12:50
最終討論
JST:12:50-13:00
閉会のあいさつ
ブルース・バートン(アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター所長)
各報告および対応する質疑応答の司会
報告1(報告者:河合)及び報告2(報告者:ピジョー)司会:エミリー・ウォーレン(南カリフォルニア大学院歴史学科 PhD candidate)
報告3(報告者:山口)司会:河合佐知子(国立歴史民俗博物館 特任助教・人文知コミュニケーター)
報告4(報告者:ウォーレン)司会:山口えり(広島市立大学国際学研究科・国際学部 准教授)
報告5(報告者:古田)司会:山口えり
報告6(報告者:ポレット)司会:河合佐知子
報告7(報告者:井上)司会:アレッサンドロ・ポレット(京都大学文学研究科 日本学術振興会外国人特別研究員)
総合司会:河合佐知子