天理図書館:開館91周年記念展「書物の歴史-和漢書の"かたち"を視る-」(2021年10月20日(水)~11月15日(月))
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https://www.tcl.gr.jp/exh/exh-5334/
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書物の歴史-和漢書の"かたち"を視る-
開館91周年記念展
会期:2021年10月20日(水)~11月15日(月) ※11月2日(火)、9日(火)は休み
会場:天理参考館3階企画展示室 (天理市守目堂町250番地)
時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
入場料:大人 500円 団体(20名以上) 400円 小・中・高生 300円 (天理参考館入館料)
主催:天理大学附属天理図書館
後援:奈良県・天理市・天理市教育委員会
協力:天理大学附属天理参考館
開館91周年記念展として「書物の歴史―和漢書の〝かたち〟を視る―」を開催いたします。
これまでの開館記念展をふりかえると、今回と同じようなテーマを掲げたのは、東京の天理ギャラリーでの「本の歴史」展(1967年)で、ほぼ半世紀ぶりとなります。前回は3ヶ月間の会期で、洋の東西を問わず広く本の歴史を捉えるものでした。それ以後は、「日本の古活字本」展(1977年)、「日本の古版本」展(1981年)、「日本の古文書」展(1983年)、「日本の古記録」展(1987年)、「日本の古辞書」展(1996年)、「近世の文化と活字本」展(2003年)など、わが国の図書資料が持つ特徴をテーマ別に展示してきました。
今回はタイトルを「書物の歴史」としましたが、地域は東アジア、主に日本に限定し、形態・種類・大きさの視点から概観します。形態では「巻く」本から「綴じる」本へ、「のり付け」本から「糸綴じ」本へと至る変遷をたどります。また、さまざまな種類の大きさや装訂に仕立てられた本もご覧いただきます。他にも、紙以外の素材として、パピルスやパーチメント(羊皮紙)なども展示します。