袖ケ浦市郷土博物館:企画展「病と医療」(令和3年5月1日(土)〜令和3年7月4日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.city.sodegaura.lg.jp/soshiki/hakubutsukan/r3kikaku1.html
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開催日
令和3年5月1日(土曜日)から令和3年7月4日(日曜日)まで

開催時間
午前9時から午後5時まで

休館日
毎週月曜日・祝日の翌日

5月1日(土曜日)から5月5日(水曜日)は開館し、5月6日(木曜日)が休館となります。

開催場所
郷土博物館2階特別展示室

入館料
無料


展示内容
1 疫病流行 「頓死同様流行病おびただしき!」
 コレラをはじめ、疱瘡(天然痘) ・ 麻疹(はしか)、赤痢・チフス ・ジフテリア・流行性感冒などかかれば激しい症状で、命も奪う感染症は、人びとにとって恐怖でしかありませんでした。現代のような医学の知識もなく、情報を入手する手段も限られていた当時の人びとの感染症対策の実際をご覧ください。

2 病気とたたかう、あれやこれ 温泉・漢方・神だのみ! 
 感染症だけでなく、さまざまな病気が人びとを悩ませてきました。感染症のように急激に悪化し命を奪われるようなことはなくても、長く同じ症状で苦しむ慢性の病気も大変つらいものです。ここでは、病気のいろいろと神仏への祈りも含めた昔ながらの対策を紹介します。

3 近代医療の夜明けと病院建設
 海外から医学の情報がもたらされるようになると、 感染症予防や衛生について、人びとの考えも変わっていきました。千葉県では、開明的と言われた柴原和県令の下で積極的な衛生行政が実施され、疱瘡の予防法である種痘も普及し、近代的な医療・衛生の制度が整備されていきます。地域の医療が変わっていく、激動の歴史のワンシーンを覗いてみてください。

4 養生、そして健康へ 衛生・ 予防・栄養学の普及
 幕末~明治のコレラ流行の中で人びとに「衛生」の概念が生まれ、 生活環境を清潔にすることが伝染病の予防になると理解されるようになりました。 さらに、予防薬の開発や食事の栄養についての知識も浸透し、近代以前に比べ、人びとの健康状態は各段に向上しました。現代の私たちも共感できる、少し昔の人びとの健康への願いや努力が伝わります。