日比谷図書文化館特別展 紀伊国屋三谷家コレクション 浮世絵をうる・つくる・みる(2021年7月17日(土)~9月19日(日))【関連講座:①藤澤紫 氏(國學院大學文学部教授)②藤澤茜 氏(神奈川大学国際日本学部准教授)③加藤陽介 氏(練馬区立美術館主席学芸員)(7月31日(土)・8月14日(土)・9月4日(土)各日午後2時~3時30分、日比谷図書文化館地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール))※要申し込み】

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展覧会・講座情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/koho/pressrelease/r3/r305/20210520-2.html
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いまや日本を代表する芸術として世界中から愛される浮世絵。本展では、「うる」「つくる」「みる」をキーワードに、江戸・明治期に町の絵草紙屋で売られていた浮世絵が、人びとのささやかな娯楽品として、また暮らしの貴重な情報源として親しまれていたことを紹介します。

今回展示するのは、千代田区指定文化財である紀伊国屋三谷家コレクションの浮世絵、150点余り(注釈)です。万治3(1660)年の創業以来、神田塗師(ぬし)町(ちょう)(現:千代田区鍛冶町二丁目)で金物問屋を営んでいた三谷家は、江戸時代後期の八代目当主・長三郎(1819-1886)の時代に、浮世絵師たちのパトロンとなってその制作に関与しました。三代豊国や国芳の画稿(下絵)など三谷家に届けられた貴重な資料をもとに、普段明かされることのない浮世絵制作の裏側にも迫ります。

当時の暮らしに華を添えた浮世絵の色鮮やかで闊達な世界をぜひご堪能ください。


会期:7月17日(土曜日)~9月19日(日曜日)
前期:7月17日(土曜日)~8月15日(日曜日)
後期:8月18日(水曜日)~9月19日(日曜日)
(前後期で出品作を全点展示替え)

会場:千代田区立日比谷図書文化館1階 特別展示室

観覧料:一般300円、大学・高校生200円、区内在住者・中学生以下の方・障害者手帳などをお持ちの方とその付き添いの方1名は無料(各種証明証の提示が必要)

会場:千代田区立日比谷図書文化館1階 特別展示室
主催:千代田区、千代田区教育委員会、千代田区立日比谷図書文化館
協力:草津宿街道交流館、国立国会図書館、株式会社高橋工房、東京大学総合図書館、長崎大学附属図書館、町田市立国際版画美術館


●関連講座(2021年6月15日(火曜日)から受付開始)

1. 7月31日(土曜日)
江戸へようこそ!-三谷家コレクションに見る浮世絵のある暮らし-
講師:藤澤 紫(國學院大學文学部教授)

2. 8月14日(土曜日)
歌舞伎を描く-三谷家所蔵の役者絵と三代豊国-
講師:藤澤 茜(神奈川大学国際日本学部准教授)

3. 9月4日(土曜日)
歌川国芳の武者絵が拓いたもの-スペクタクル&ファンタジー-
講師:加藤 陽介(練馬区立美術館主席学芸員)

【各回共通】

時間:午後2時~3時30分(開場:午後1時30分)
会場:日比谷図書文化館地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)
定員:60名(申込順)
費用:1,000円(千代田区民500円(住所を確認できるものをお持ちください))