福岡市文学館:定例文学講座第87回「西南戦争錦絵の世界―戦争絵・風刺画・歌舞伎絵―」生住昌大 氏(北九州市立大学文学部准教授)(2021年5月29日(土)14時~15時30分、オンライン)※要申し込み

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講座情報です。

●公式サイトはこちら
https://fukuokabungakukan.com/817/
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。

★定例文学講座第87回はオンライン開催に変更となりました。


定例文学講座第87回「西南戦争錦絵の世界―戦争絵・風刺画・歌舞伎絵―」

【講師】生住昌大氏(北九州市立大学文学部准教授)
【日時】2021年5月29日(土曜日) 14時~15時30分
【定員】50名(要事前申し込み) 
【主催】福岡市文学館

※視聴方法・日時等については、受付締切後5月22日(土曜日)に申込者にご連絡させていただきます。


講座内容
明治10年に勃発した西南戦争。その戦禍は新聞各紙で報道され、報道を基に浮世絵師たちは多くの色鮮やかな西南戦争錦絵(多色摺りの木版画)を制作しました。
講座では、戦争絵ばかりが注目されてきた西南戦争錦絵について風刺画や歌舞伎絵などにも注目し、庶民にとっての西南戦争を考えます。

講師からのメッセージ
西南戦争をリアルタイムで描いた錦絵は、教科書や歴史読み物、またテレビ番組などでも、当時の戦争の雰囲気を伝える資料として取り上げられています。皆さんも一度はご覧になったことがあるだろうと思います。
しかし、錦絵を描いた浮世絵師たちは、戦地には赴かず、新聞記事などを頼りに想像で描いたのです。また、戦争絵ばかりでなく、風刺画や歌舞伎絵など、その内容は実に多岐にわたっていますが、全容はあまり知られていないようです。
当日はさまざまな錦絵をご紹介します。当時の庶民が錦絵を通してどのように西南戦争と向き合ったのか、史実とは異なる〈錦絵のなかの西南戦争〉をご覧になりませんか?