読者はがきより(2021.4.14)★叢の会編『江戸の子どもの絵本 三〇〇年前の読書世界にタイムトラベル!』(文学通信)

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絵本の読み聞かせやおはなしを初めて20年。勉強会では、読みつがれている絵本、ちびくろさんぼ、ピーターラビットをはじめ、すぐれた絵本は西洋のものが多い。そこで日本の子どもの絵本のルーツはどこにあるのか?と思っている時にこの本の発刊を知り、大変勉強になっています。
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ありがとうございました!
本書の詳細は以下よりご覧下さい。

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●2019年3月刊行

叢の会編『江戸の子どもの絵本 三〇〇年前の読書世界にタイムトラベル!』(文学通信)
ISBN978-4-909658-10-4
C0095
A5判・並製・112頁
定価:本体1,000円(税別)

江戸時代の桃太郎、かちかち山、金太郎は今とはちょっと違っていた。
昔の登場人物たちに会いに行こう!

日本の子どもたちが本を読むようになったのはいつ頃からだろうか。
この疑問を考えるとき、江戸時代の絵入り本はさまざまな情報を提供してくれる。特に江戸時代中期頃に上方(関西)で出版された「草双紙」は、子どもたちも読んだと思われる作品群として注目されている。本書はそれらの中でも多種多様の内容をもつ「赤本」などから四作品(桃太郎、かちかち山、金太郎、寺子短歌)を取り上げ、原典と関連資料を収録。原典は読みやすくした翻刻付き。じっくりと内容を読み、関連資料と読み合わせることで、子どもと本をめぐる課題をいろいろな視点から考えられるようにしてある。江戸の子どもの絵本入門!