WEB日韓古典研究会、発足。幹事に、染谷智幸(茨城キリスト教大学)・鄭灐(檀国大学校)。第2回研究会は12月19日(土)午後8時よりZoomにて。

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WEB日韓古典研究会が発足いたしました。
【日韓の特に古典を見直すことで】【両国の文化・文学の在り方を再認識し、今後の両国の文化・学術交流に資することを目的とする】研究会です。

日本側の幹事に、染谷智幸(茨城キリスト教大学)、韓国側の幹事に、鄭灐(檀国大学校)の両氏がつかれています。

公式サイトはこちら。
https://nikkanhanir.seesaa.net/

会の趣旨等を以下に掲載いたします。

〈趣旨〉
① 日本と韓国(朝鮮)は、ともに中国の周辺(或いは亜周辺)として歴史をスタートさせつつ相互に深く交流し、影響を与え合った関係にある。そこから生まれた文学・文化は、古代から現代に至るまで大きな影響を与えてきた。本会は、日韓の特に古典を見直すことで、そうした両国の文化・文学の在り方を再認識し、今後の両国の文化・学術交流に資することを目的とする。
② 日韓古典の比較・交流研究はまだ学問として確立していない。理由の第一は日中や韓中・朝中の研究に比べて日が浅く、その範囲や方法について検討がまだ足りないからである。本会を通じて研鑽を重ね、その学問的範囲を確定し、方法論を樹立することを目指す。
③ ①や②を通じて、大学生等の若年層や多くの方々に、日韓の古典についての興味を呼び起こす。

〈会の構成〉
幹事(日本側、韓国側各1名)・事務局(日本側、韓国側各1名)・会員・聴講生 
2020年度役員 幹事(上記) 事務局(日本側:山田恭子、韓国側:洪晟準)

〈会員等の資格〉
会員:東アジア、中国・韓国(朝鮮)・日本をフィールドとする文学・文化の研究者、大学院生、及び会員の推薦にもとづき本会で了承された方(発表の資格あり)
聴講生: 会員の推薦にもとづき本会で了承された方

〈研究会の方法〉
ZOOMを用いたオンライン研究会。研究発表(1時間)、質疑応答(30分、その後は流れ解散)

〈開催日〉
開催日の夜8時から1時間半。2、3か月に1度、年4回、(2回目以後の開催日については、その曜日も含めて参加者の意見を聞きながら決定したい)

〈年会費〉
1000円(1万ウォン)、支払い方法は後日検討

〈その他〉

・今後の予定
第2回研究会 12月19日(土)午後8時より、ZOOMにて、研究発表:染谷智幸氏「日韓古典の研究方法とその課題」
第3回研究会 期日未定(1月中) 研究発表:小峯和明氏
第4回研究会 期日未定(3月中) 研究発表:鄭敬珍氏「朝鮮通信使について」
*参考 鄭敬珍著、『交叉する文人世界-朝鮮通信使と『蒹葭雅集図』にみる東アジア近世』法政大学出版局、2020年

・サイトでの情報発信
日韓古典研究会 한일고전연구회 https://nikkanhanir.seesaa.net/
研究会やその他、日韓古典研究に関する情報発信。ハ・ゴンウ氏に協力を要請。      

以上