日本社会文学会オンライン例会「中野重治「雨の降る品川駅」を通して考える日本のコミュニストと朝鮮」(2021年1月30日(土)14:30~17:10、Zoom)※要申し込み
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●公式サイトはこちら
http://ajsl.web.fc2.com/meeting-next.html#202101reikai
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※申し込みは上記サイトをご確認ください。
中野重治「雨の降る品川駅」を通して考える日本のコミュニストと朝鮮
(関東信越ブロック主催シンポジウム ※会員はどなたでもご参加いただけます)
会員の黒川伊織さんが新著『戦争・革命の東アジアと日本のコミュニスト 1920-1970年』を刊行しました。
中野重治の詩「雨の降る品川駅」から始まり、この詩で終わるといってよい本書は20世紀東アジアのコミュニストたちが帝国に抗するためどのように連帯し別れ、生きていったかを描き出しています。
今回は、この詩をめぐる評価や研究を軸に、コミンテルン成立以後、彼方に東アジアの変革を見据えつつ革命運動に身を投じた日本、朝鮮の文学者や運動家たちがたどった軌跡を問い直してみたいと思います。
日時:2021年1月30日(土) 14:30~17:10(Zoomを使用)
オンライン入室 14:15~14:30
【第一部】 14:30~16:00
黒川伊織 「雨の降る品川駅」の同時代史
竹内栄美子 「雨の降る品川駅」の受容について
高榮蘭 「植民地」なき植民地議論が「植民地」に遭遇したら―中野重治「雨の降る品川駅」から―
【休憩】 16:00~16:15
【第二部】 16:15~17:10
第一部の発表と討論を聞いて 金ヨンロン・松田潤(コメンテーター)
全体討論
*参考文献 黒川伊織著『戦争・革命の東アジアと日本のコミュニスト 1920-1970』(有志舎2020年9月刊)