奈良県立万葉文化館:特別展「万葉の起憶 ―偉人たちがしたためた万葉歌碑原書を中心に―」(令和2年12月12日(土)~令和3年2月28日(日))【関連講演会「万葉歌の始原」坂本信幸 氏(高岡市万葉歴史館館長)令和3年1月30日(土)14時〜 ※要申し込み】

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展覧会・講演会情報です。

●公式サイトはこちら
http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=288

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※講演会の申し込みは上記サイトをご確認ください。

奈良県立万葉文化館では特別展「万葉の起憶―偉人たちがしたためた万葉歌碑原書を中心に―」を開催いたします。
万葉文化館所蔵の「万葉日本画」154点は、平成13年の開館にあたって当時の日本画壇を代表する日本画家が『万葉集』の歌を題材に制作したもので『万葉集』の世界を視覚的な面から楽しむことのできる美術作品となっています。
本展覧会では「万葉日本画」とともに、桜井市教育委員会所蔵の万葉歌碑原書を展示します。
「山の辺の道」や「伊勢街道」、「磐余の道」など多くの古道が残る奈良県桜井市。それら古道の路傍には記紀万葉の歌碑が64基建立されています。昭和47年(1972)から始まった歌稗の建立に当たっては桜井市出身で文芸評論家の保田輿重郎(1910-1981)の呼びかけにより、昭和を代表する作家、文学者、画家、学者など各界の著名人から揮毫が寄せられました。今回はそれら揮毫の原書のうち28点(拓本5点を含む)を展示いたします。昭和の文人たちの躍動感あふれる書と、画家が『万葉集』を丹念に読み込んで描いた「万葉日本画」をあわせて展示することで大和の風土に託された古代の人々の想いに触れながら『万葉集』の世界を楽しんでいただければ幸いです。


会 期:令和2年12月12日(土)~令和3年2月28日(日)
会 場:奈良県立方葉文化館 日本画展示室
主 催:奈良県立万葉文化館
協 力:桜井市教育委員会
観覧料:一般800円(640円)、大学・高校生500円(400円)、小・中学生 300円(240円)


関連講演会
講   師:坂本 信幸 氏
日   時:令和3年1月30日(土) 14時開演(開場は13時30分~)
場   所:奈良県立万葉文化館 企画展示室
参加人数:100名(事前申込制、参加費無料、応募多数の場合は抽選、往復はがきのみ受付)