中之島香雪美術館:特別展「源氏物語の絵画―伝土佐光信「源氏系図」をめぐって」【記念講演会「源氏絵の〈表〉と〈裏〉扇面画と冊子表紙絵をめぐって」龍澤 彩 氏(金城学院大学教授)2021年3月6日(土)14時~15時30分、中之島会館 ※要申し込み】(2021年1月30日(土)〜3月14日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://bit.ly/3n03Cki

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※講演会の申し込みは上記サイトをご確認ください。


特別展「源氏物語の絵画―伝土佐光信「源氏系図」をめぐって」
2021年1月30日-3月14日

紫式部によって著された『源氏物語』は、物語が成立して以来、数多くの写本が作られ、愛読されました。
出光美術館と天理図書館には、濃彩の表紙絵をともなった『源氏物語』の写本があります。
この写本は、土佐派の絵師と画業をまとめた幕末の資料『本朝画事』に土佐光信(1434?~1525?)が表紙絵を、後柏原院が外題を、詞を堂上公家が寄合いで書いた「源氏物語五十四帖」とされます。
香雪美術館が所蔵する新出の「源氏系図(作中人物を、略歴を付して家系図にまとめたもの)」は、この『源氏物語』に連なる作品と考えられます。
本展は、文明元年(1469)に宮廷の絵所預となり土佐派の権威を確立し、伝統的なやまと絵に漢画の要素を取り入れた新様式を打ち出した土佐光信の周辺作品や表紙絵にかかわる資料により、「源氏系図」についての理解を深めつつ、画帖・扇面などの小画面から屏風まで、さまざまに展開する源氏絵を土佐派の作品を中心に紹介し、室町時代から江戸時代までの源氏物語の絵画を楽しんでいただく企画です。


記念講演会
龍澤 彩 氏(金城学院大学教授)
「源氏絵の〈表〉と〈裏〉扇面画と冊子表紙絵をめぐって」

2021年3月6日(土) 14時~15時30分(13時30分 受付開始)
会場:中之島会館(大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階、中之島香雪美術館隣)
参加料:500円(美術館入館には別途入館券が必要)
※状況により中止の可能性があります