早稲田久喜の会 編著『学びを深めるヒントシリーズ 枕草子』(明治書院)

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早稲田久喜の会さまより頂きました。

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早稲田久喜の会 編著
定価2,420円(2,200+税)
ISBN9784625624544

版元公式サイト
https://www.meijishoin.co.jp/book/b516080.html

新学習指導要領対応!
「深い学び」を実現する、教場の『枕草子』虎の巻。

次期学習指導要領のキーワード「主体的・対話的で深い学び」。高校国語の現場で、これをどのように実現していけばよいのか。『枕草子』の古典の教科書採録章段を対象に、最新の研究成果を踏まえて、高校生が現代の感覚に引き付けて読むための、鑑賞のヒントと探究のポイントを紹介!

【目次】

この本を手にとってくださった皆様へ
『枕草子』について
凡例(この本の使い方)

わたしに見える四季の風景 (春はあけぼの・初段)
がっかりするもの、あれこれ (すさまじきもの・二十三段)
木に咲く花といえば! (木の花は・三十五段)
聞いてられない...... (かたはらいたきもの・九十二段)
隆家様の骨自慢 (中納言まゐりたまひて・九十八段)
公任様から「春と言えば?」だって...... (二月つごもりごろに・百二段)
誰が見たって、きまり悪いでしょ? (はしたなきもの・百二十三段)
秋、雨上がりの朝 (九月ばかり・百二十五段)
まぁるくって、ちっちゃくて! (うつくしきもの・百四十五段)
中宮様の指先にうっとり (宮にはじめてまゐりたるころ・百七十七段)
台風の余韻 (野分のまたの日こそ・百八十九段)
ホトトギスの声、聞こえてる? (五月ばかりなどに山里にありく・二百七段)
中宮様のお気遣い (御前にて人々とも、また物仰せらるるついでなどにも・二百五十九段)
あの雪の日の「たいへんよくできました」 (雪のいと高う降りたるを・二百八十段)
お見せするようなものではないのですが...... (この草子、目に見え心に思ふ事を・跋文)

コラム
 『枕草子』で言語活動!
 後宮の愛犬、翁丸の涙
 清少納言は和歌が苦手? ─「夜をこめて~」歌の魅力─
 『枕草子』の現代における受容
 恋の理想と現実
 紫式部のコダワリ
 尼なのに、中宮?

付録
 参考文献
 基本の人物関係図
 基本の枕草子年表

【著者】

早稲田久喜の会 編著

早稲田大学上野理研究室出身者を中心とする研究者グループ。母体である久喜の会は平成23年に『『古今和歌集』巻二十―注釈と論考―』(新典社)を刊行。『学びを深めるヒントシリーズ』では、『伊勢物語』(平成30年)、『枕草子』(令和2年)を刊行。
・井実充史(いじつ みちふみ)(福島大学教授)
・岩田久美加(いわた くみか)(共立女子大学非常勤講師)
・遠藤耕太郎(えんどう こうたろう)(共立女子大学教授)
・岡田ひろみ(おかだ ひろみ)(共立女子大学教授) ※『枕草子』のみ
・咲本英恵(さきもと はなえ)(共立女子短期大学専任講師)
・高松寿夫(たかまつ ひさお)(早稲田大学教授) ※『伊勢物語』写真提供のみ
・田原加奈子(たばる かなこ)(早稲田大学大学院博士後期課程満期退学)
・中島輝賢(なかじま てるまさ)(跡見学園中学校高等学校教諭・跡見学園女子大学兼任講師)
・中田幸司(なかだ こうじ)(玉川大学教授)
・宮谷聡美(みやたに さとみ)(東京経営短期大学准教授)
・吉見健夫(よしみ たけお)(早稲田大学講師)