アルバイト日誌「前期4か月間 オンライン授業を受けてみて」(2020.7.24、れい)

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 いよいよ前期授業も終わりに差し掛かってきました。最近SNSで、大学生のオンライン講義について色々と話題になっていますが、私なりのオンライン講義のメリットデメリットをまとめてみました。読みやすいように箇条書きにしています。あくまでも私個人の目線なので悪しからず。

【メリット】
・授業の聞き逃しが減る

どうしても普段の授業では、書くのに精いっぱいで聞き逃してしまう箇所があったのですが、動画や音声配信の授業であれば止めたり聞き直しができるので良かったです。復習もできるので、前よりも内容をより深く理解できたようにも思います。
・タイピングが早くなった、アプリやパソコンの機能に慣れた
この点はとても大きかったです。もともとタイピングは遅い方ではなかったのですが、今回授業毎の課題を全てオンライン上で行うことで、タイピング速度が一気に上がりました。またZoomなどのアプリも、こんな事態にならなければ使う機会がなかったと思います。長い目で見た時に、今の内に習得できたのはメリットが大きいように思います。

【デメリット】
・課題に時間がかかる

今まで毎授業書いていたリアクションペーパーは、どんなにまとまらなくても時間内に提出しなければならなかったので、ある意味強制的に時間に区切りができていました。しかし課題に何時間でも取り組めるという環境下にあると、もう少しよく書けるかも...と思い悩んでいる間に時間が経ってしまうことがしばしばありました。特に難しい課題になると半日くらい悩んでしまうことも多く、相対的に寝不足になったり疲れがでることが多くありました。
・(一つ目に付随して)生活リズムを保つのが難しい
大学に行くとなると何時までに寝なくては、と思い生活リズムが保てるのですが、リアルタイムでの授業が少ないと、もう少し課題終わらせようかなと思ってしまい夜遅くなってしまうことがありました。
・体調が悪くなる
家に籠って誰とも話さず、ずっとパソコンに向かってブルーライトを浴びる生活が続くと、正直健康に悪いです。画面を夜間モードにしても目は悪くなったし、頭痛はするし、胃腸はおかしくなるし...高原に行って暫くの間自然の中で生活したいです。本当にこれは切実です...。
・モチベーションが保てない
これは個々人によりけりだと思うのですが、やはり通学する時間で気持ちを切り替えて、先生や友人と話すことでモチベーションを保てていた部分もあると気づきました。授業や卒論のことについて、ちょっとした時に話せる機会がないというのも、辛い気がします。図書館に気軽にいけないのも、弊害が大きいです。
・コミュニケーションがとりにくい
先生と受講生の認識に違いがあり、先生に「この課題はこういう風に答えてほしかった」と返答が来たことがありました。きちんと課題内容を明示してくださる先生も多いのですが、先生によっては説明が少なく、どうすれば良いのだろう...と迷ってしまった時が多少あった気がします。その点、対面であればニュアンスも伝わりやすいのかなと思います。

 つらつらと書いていたらデメリットが多くなってしまったのですが、正直このような感染拡大の状況で対面授業を行うのは厳しいため、殆どの大学がオンライン授業にしたのは最善の判断だったと思います。そして昨今言われている対面とオンラインの併用...正直オンラインだけでも辛いのに、これに感染対対策に気を付けながら通学もして、となると限界です。私には無理だと思います。
 先生方にはこのような中で色々工夫をしてくださっていて、オンライン上でも不自由なく学ぶことができました。学習効果というのは、結局その人がどれだけ能動的に学べるかというところにかかっているのだと思いますし、対面授業を過度に美化するのも良くないように思います。でも、ともかくもオンライン講義を受け続けるのは、人間らしい生活とは言えないです。やはり生活面でも対面授業が一番です。早く収束して、大学に行ける日が来ることを待ち望んでいます。なんとか元通りになる日が来るように...私自身、今後も感染予防には気をつけていきたいと思っています。