三の丸尚蔵館:臨時企画展示「皐月,水無月,文月~夏めく日本」(令和2年6月2日(火)~7月12日(日))

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展覧会情報です。

●公式サイトはこちら
https://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/kikakutenji-r02.html

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1.展覧会名
「皐月,水無月,文月~夏めく日本」

2.会期
令和2年6月2日(火)~7月12日(日)

休館日:毎週月曜・金曜日
開館時間:午前9時~午後4時30分 (入館は午後4時15分まで)

3.概要
今春,これまでに経験のない外出制限の中,何時もよりも身近な自然の中に春らしさを感じて過された方も多かったことでしょう。桜が日々咲き進むなか,春の花々が次々と周囲を彩り,鳥や虫が飛び交い初め,さらに若葉萌ゆる季節へと移ろいました。そして,ようやく私たちも外歩きを楽しめるようになりました。季節は夏へと向かいます。

わが国では,四季それぞれの様々な事象や花鳥風月に対する細やかな感覚を和歌に詠み込み,また美術的に表現して,季節感豊かな文化を発展させてきました。旧暦の和名で五月を皐月さつきと呼ぶのは,早苗さなえを植える時期であることからとされ,雨が多い時期であることから五月雨月さみだれづきとも言います。また六月を水無月みなづきと呼ぶのは,暑さがピークとなって水が涸れる時期にあたることからで,山野が青々と茂ることから青水無月あおみなづきとも,また暑さをしのぐ風を待つ時期であることから風待月かぜまちづきとも言います。七月の文月は,稲穂の花や葉が蕾のまま(含ふふむ)の様子から,また七夕に詩歌の文を供えることからとも言われます。現在の暦の季節とは少しズレがありますが,こうした季節感を私たちも感じ取りながら,本格的な夏へと移りゆく季節を健やかに過していきたいものです。

本展では,初夏から盛夏の風情を,愛らしさや美しさ,そして豊かな情感によって表現した絵画作品,また卓抜した技法による工芸作品等と共に,今話題の明智光秀壮年期の七夕の和歌を紹介します。

4.新型コロナウイルス感染症予防対策について
(1)以下のご来館の方につきましては,ご入館をお控えいただきますようお願いいたします。
・発熱や咳,くしゃみ,鼻水などの風邪の症状がある方。
・体調がすぐれない方。
・過去14日以内に発熱や風邪の症状等で受診や服薬等をした方。
・感染拡大している地域や国への渡航歴が14日以内にある方。
(2)手指の消毒にご協力をお願いいたします。
(3)マスク着用など,「咳エチケット」にご協力をお願いいたします。
(4)体温計による体温測定を入館時に実施いたします。
(5)飛沫予防のため,会場内での会話等は極力お控えいただきますようお願いいたします。
(6)他のご来館の方と1.5メートル程度を目安に十分な間隔を保ってご観覧ください。
(7)混雑時には入館制限を行いますので,入場をお待ちいただく場合がございます。
(8)展示室内等で激しく咳き込まれる等,風邪のような症状のある方には,スタッフがお声がけし,ご退出をお願いする場合がございます。
(9)館内で体調がすぐれなくなった場合は,お近くのスタッフまでお申し出ください。
(10)開館時間は,9時から16時30分(入館は,16時15分まで)といたします。