文学通信・学術図書出版ガイダンス●著者の声をお届けします!

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小社では随時「学術図書出版ガイダンス―個別相談会―」を開催しています。実際にガイダンスにお越しいただき、出版に至った著者の声をお届けします。


Q 小社の「学術図書出版ガイダンス」をどこで知りましたか?

貴社のウェブサイトです。

Q 相談にいらっしゃってどうでしたか?

貴社とはそれまでご縁がなく、しかもあまり時間の猶予のない中お願いしたにもかかわらず、快く対応していただいたことがとても印象に残っています。お話する中で私がもっとも感じたのが、編集者の方々の学術書出版に対する熱意で、尻込みしがちな私を、強烈に後押ししてくださったような気がしています。

Q 出版までになにがいちばん大変でしたか?

博論を出版させていただいたのですが、この間の研究状況をフォローアップし、史料を見直して入稿するまでが大変でした。また、「本にする時には、幅広い読者層を想定してください。」と編集者の方から注文されていたので、執筆のあたってはそのあたりのさじ加減が難しかったです(これは今後の課題ですね)。
最後は出張校正となり、大変ご迷惑をおかけしたのですが、体力的にはきつかったものの、出版社での作業は案外楽しかったです。

Q 実際に出版してみてどうでしたか?

最初の相談の時に、編集者の方が「本になると思いがけない方面から反応がありますよ。」と仰っていたのですが、確かに何年もご無沙汰してしまった方やこれまで面識のなかった方から連絡を頂戴するなど、その反応をじわじわ実感しているところです。
私自身、次なる課題も見つかり、ここからまた新たな研究のスタートだと思っています。

Q 出版を迷っている人に声をかけるとしたら?

私は出版の覚悟を決めるまでだいぶ時間がかかりました。早めに出版社の門を叩いていたら、もしかしたらもう少し早く前に進んでいたかもしれないとも思いますが、これが自分のタイミングだったような気もしています。
貴社はそのような相談にも乗っていただける出版社です。研究者と社会をつなぐプラットホーム的な存在でもあるので、一度相談に行かれることをお勧めします。自分の研究を客観的に見つめるいい機会になるのではないでしょうか。

ありがとうございました!

文学通信・学術図書出版ガイダンスは随時受け付けております。
最近はzoom等を使って行うことが多くなっています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
お待ちいたしております。

文学通信・社員一同

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画像出典:https://unsplash.com/photos/-uQZPtoJ8nk