アルバイト日誌「連句の世界」(2020.3.10、れい)

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 こんにちは、れいです。
 今日は仕事で連句の本を読みました。私は今まで連句に触れたことがなかったのですが、学生の頃連句を勉強していた先生が「連句は繫がるようで繫がらない、繫がらないようで繫がる世界」とおっしゃっていたことを思い出しました。言葉は不思議です。事物や感情を表現するものである一方、言葉では伝えきれないこと、明らかにできないも多くあります。言葉とは色のようなものです。色の三原色から様々な色が作られるように、微妙な組み合わせや繋がりで変化します。そして光の当て方で色の見え方が変わってくるように、人によって状況によって受け止め方は変わってきます。そしてその場の目に見えない空気感を伝えるものでもあります。
 連句の緩やかな繋がりを考えた時、私たちの実生活も常に連続性を伴っているように思います。人は日付や月、年といった自然の流れに沿った区切りを持っていますが、それらは断片的なものではなく、その区切りの境目も同じように時は流れています。それから、私たちは幾つか別々のものに共通点や相違を見い出すように、何かしらの繋がりを持って自分の人生の経験を蓄積しているようにも感じます。
 連句という言葉しか知らなかった私ですが、本を読んで連句の世界に飛び込んでみたくなりました。無意識にテレビを見ていたり、外を眺めている時に突然心を動かされる瞬間があるように、人生には思いがけない出会いがいっぱいです。