花園大学歴史博物館:開館20周年記念「両足院―いま開かれる秘蔵資料―」(2020年4月2日(木)~6月13日(土))
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https://www.zenbunka.or.jp/pub_etc/exhibition/entry/2020_4_ryosokuin.html
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会期:2020年4月2日(木)~6月13日(土)
※会期中、大幅な作品の展示替を行ないます。
前期:4月2日(木)~5月9日(土)/後期:5月11日(月)~6月13日(土)
開館時間:10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
会場:花園大学歴史博物館(無聖館4階)
入館料:無料
主催:公益財団法人 禅文化研究所(墨跡展覧会)、花園大学歴史博物館
協力:両足院
両足院(京都市東山区)は龍山徳見(1284~1358)を開基とする建仁寺山内塔頭です。龍山徳見は建仁寺開山・明庵栄西(1141~1215)の法脈・黄龍派につらなる傑僧であり、両足院では師の法灯と教えが連綿と堅持されています。
また両足院は、五山文学における最高峰の寺院のひとつとしても知られています。江戸時代には、五山のなかでも学徳抜群の傑僧に与えられる「碩学」が授与されるなど、学問盛んな「建仁寺の学問面」の中核を担いました。さらに、両足院住持のうち雲外東竺等が碩学として対馬・以酊庵に輪住し、対朝鮮外交の一翼を担いました。このようなことから、両足院には質・量ともに他に類を見ない典籍が伝来しています。
このたび、花園大学歴史博物館と禅文化研究所(デジタルアーカイブス事業)との共同にて、書跡・典籍・絵画を中心とする両足院所蔵文化財の調査を行う機会を得ることができました。その共同調査の成果として、両足院の多彩な寺宝のなかから未紹介資料を中心に展観します。寺史関連資料をはじめ、以酊庵関連資料、中世・近世絵画の優品を通じ、両足院が歩んだ道を辿ります。
また、会期中に記念講演会を実施します。